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ピンクの彼 ページ4
ごまかさなくては！
寝ぼけたふりをして強引に彼に抱き着くと
突然のハグに驚きを隠せなかったロボロはきゃああと驚きの悲鳴を上げる、朝から大きな声が部屋に響いた
今のうちにとさっとホックをかける、プロでは？
『ろぼろおはよう…どうしたの？』
なんてあくび混じりで今起きましたみたいな真似をしてみる
「あ、ごめん寝てたん？びっくりして声でてもた…起こしてすまんなまだ寝ててええよ」
ポンポンと私の頭を撫で起き上がったところで
ようやく下着がつけられていることに気が付いたようだった
「えええええなんやこれ！！」
リアクションの良さに吹き出してしまった
「A、オレ寝とる間にブラ付けたやろ！」
『え！なんのことやら』
「この胸についてる下着ですー」
『ブラじゃないよ！』
「どーみてもブラやんけ…」
『ブラじゃなくてあの、あれだよ』
とっさに昔見たアニメのネタが出てこない
「大胸筋サポーターとでもいいたいんか？」
『それそれ、あははさすがロボロ朝から冴えてるね』
「どこのゴールデンエッグスやねん…もう取るで」
『えーせっかくのがんばってつけたのに』
「そんなとこがんばらんでええねん、はい」
『…やっといてあれだけど直に渡されるのは恥ずかしいね』
「…」
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作者名：七氏 | 作成日時：2020年8月14日 18時
