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『…ちがっ……まって、むりッ…──！！！！』
私もう階段で疲れた
体力ない！！
走り続けるのは無理だ。
どこかに隠れないと、でもこの辺なにもない…
木の後ろ…は駄目だな。絶対バレる。
どう、すれば──
思考を巡らせることに集中していて前を見てなかったせいか…
ドンッ──と誰かにぶつかる。
『あっ！す…すいませっ───』
***「…キミ誰？ここの世界の住民じゃないよね。」
この人に助けを求めるしか
『あ、あのっ……助けてくれませんか！！
お願い、します…』
***「…助ける？」
『は、はい…私今追われてて……！』
***「それは無理だよ。」
『──え？』
*
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作者名：ﾑﾒｲ | 作成日時：2023年8月25日 0時
