翔太 ページ22
涼太side
夕食の時思いのほか沈黙とはならず翔太もいつもどおりではないが
会話に入っていた。
ただどんなにいつも通りの元気がなくとも
翔太はご飯を残さず食べてくれた
蓮 「翔太君、元気出してよ。」
翔太「うん・・」
また翔太は力なく笑った
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
夜も遅い。
自室に戻ると翔太がベッドに入っていた
だが寝てないようだったので
涼太 「電気消すよ？」
翔太 「うん。」
真っ暗な部屋にしばらくは
翔太の泣き声が聞こえていた。
今日は泣いてもいい・・
明日からまた切り替えて頑張ろうな？
翔太。
お前ならできるよな？
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
朝
起きると翔太はもういなかった
顔を洗ったのち下に降りると
キッチンで飲み物を作っていた。
涼太 「おはよう翔太。」
翔太 「あーおはよう。」
涼太 「俺にも淹れてくれる？コーヒー」
翔太 「いいよ。ブラックでいいよね？」
涼太 「ありがとう」
見た感じ昨日みたいな落ち込み具合ではないいが・・・
翔太 「涼太。」
涼太 「ん？」
翔太 「俺、大丈夫だからね？」
翔太は俺にコーヒーを手渡しながら笑って言った
まだ満面の笑みではないけど。
翔太 「助けられなかった患者の事、絶対に忘れず
目の前の患者に向き合うんだ。オレ。」
立ち直れないんじゃないか？
そんなのは余計な心配だった
翔太は確実に1歩1歩進んでいける医者だ。
涼太 「そっか。また明日から、頑張ろうな？」
翔太 「うん。」
俺は受け取ったコーヒーを手に自室に帰ろうとした。
翔太 「涼太」
俺の背中に翔太が呼びかけた
涼太 「ん？」
翔太 「ありがとう」
翔太は満面のいつもの笑顔に戻っていた。
涼太 「大事な人が困っていたら寄り添うのは当たり前だよ？笑」
俺はリビングを後にした。
俺たち医者には忘れられない
決して忘れてはいけない救えなかった命がある。
でもその経験を糧に俺らは優秀な医者になっていく。
END
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
すみません。翔太と涼太だらけで途中
１か所ごっちゃになってました
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バナナ - 続編つくってもらいたいです (2022年9月26日 19時) (
レス) id: 1fdf6b055d (このIDを非表示/違反報告)
果恋 - リクエストお願いします！ 吐瀉物を浴びた舘様が意識不明の重体になる話が見たいです！治った後に翔太くんが過保護になる話が見たいです！ (2020年6月19日 16時) (レス) id: 9af56d7aaf (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - リクエストおねがいします！！阿部くんが体調が悪いことを隠して無理し続けて，倒れてしまい，ゆり組に看病して欲しいです！ (2020年6月12日 13時) (レス) id: b69e89989c (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - リクエストお願いします！舘様がずっと救命医で朝から晩まで働いていて全く寝れていなかったせいか具合が悪くなりそれを秘密にしてて勤務してて倒れるまで我慢してしまうというお話がみたいです！語彙力なくてすみませんm(｡>__<｡)mよろしくお願いします！ (2020年6月7日 20時) (レス) id: 871b2fd33b (このIDを非表示/違反報告)
九十九屋(プロフ) - 康二が子供を庇って階段から落ち軽い骨折しちゃって皆に看病される話お願いします (2020年6月5日 16時) (レス) id: 15ce4bcc49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椋【ムク】 | 作成日時：2020年5月29日 3時
