【ブラザーズコンフリクト】おねぇちゃんなんか大ッ嫌い！３

第八十五話 ページ6

貴方「光ねぇ！久しぶり！」




僕は光ねぇに近づいた
光ねぇはニコニコしながら僕の頭を撫でた



光「ふふ、久しぶりね」



そうしたら、いきなり「きぃ！！」っと聞こえてきて、ぱっと振り向くと絵麻さんのかっているリスがまな板の上に乗っかっていた



ジュリ『この巨 乳好きの悪 徳弁護士め！』


貴方「？！」



り、り、リスが喋った？！



ジュリ『まったく、この家の男どもは24時間365日発 情期なのか？！ちょっと目を離すとすぐこれだ！！』



僕が目を見開いていると、ジュリ？だっけ、というリスがまな板の上に置かれていた最高級の牛肉を縦横無尽に駆け回った



右京「あっ！！」



京にぃが叫び声を上げる



絵麻「じゅ、ジュリ！」



絵麻さんが叫びをあげたと同時に僕がリスをヒョイっと抱き上げる



ジュリ『なっ、なんだ！はなさんか！病弱娘！！』


貴方「離すから、お肉の上は駆け回らないでね？
　 それに僕は病弱娘なんかじゃない」



そう言って絵麻さんにジュリくんを渡す
絵麻さんは言葉を分かったことに目を見開いていた
そのあとジュリくんは何か色々言って走り去った



貴方「あーあ...もう、お肉が...」



京にぃがとなりで呆然とまな板を見下ろしていた



右京「肉が、最高級の肉が....リスに踏んづけられた....残らず踏んづけられた....いっぺん残らず踏んづけられた....」


絵麻「あ、あの、だいじょうぶです！ジュ、ジュリは汚くないですから、だから、焼けば食べられます！....た、たぶん....」



絵麻さんは必死に京にぃを慰めていた
それを見て僕は苦笑いした

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