【ブラザーズコンフリクト】おねぇちゃんなんか大ッ嫌い！３

第九十話 ページ11

絵麻「大丈夫？」


貴方「う、うん」



水に落とされて池の水結構飲んじゃったからめちゃくちゃ気持ち悪かったけど、それもだいぶ落ち着いてきた



貴方「ふぅ...」



今は絵麻さんのカーディガンを羽織っている感じ
て言うか、もうかえろ....



貴方「僕、帰りますね」



絵麻さんにそう言って立ち上がる
ぽたぽたと服についていた水滴が地面を濡らす



絵麻「うん、私は...もう少し残るね」



絵麻さんは座ったまま僕に言った
僕は静かに頷いてから、歩き出した



・




・




・



・


貴方「うっそ...」



部屋に入って直ぐにシャワー浴びに行こうとしたけど、冷水しか出てこない
....また壊れた....



貴方「はぁ...」



仕方なく、着替えやタオルを持って共同で使う大きめのお風呂に向かった
お風呂について服を脱ぐ



貴方「ふぁ〜...」



あくびをしながらお風呂に入る



？「えっ...？」


貴方「...へ？」




湯気でよく見えなくてわからなかったけど、奥に椿にぃが座っているのが見えた
もちろん裸で....




貴方「あっ、ご、ごめん！」



そう言ってお風呂から出ようとする



貴方「ひゃ？！」



そしたらタイルのとこでおもっきりこけた....



椿「ちょ、A？！」


貴方「ったた〜...」



頭を抑えながら起き上がる
そしたら目の前に椿にぃの顔が....



椿「だ、大丈夫か？」



そう言って、手を差し出してくる



貴方「う、うん...」



椿にぃの手を借りながら立ち上がる、フッと椿にぃの半裸姿が見えた
あ、大事なとこをちゃんと隠してるよ？二人とも←
僕は思わず赤面した



椿「A...？」



ぐっと距離が近くなって顔がもっと熱くなるのがわかった



貴方「あっ、ぼ、僕出る、ね、うん、ごめんね」



椿にぃ意外と体鍛えてるんだな〜...って！！
僕はどこを見てんだ！！！！
あのあと思いっきりキョドりながら、お風呂を出た



貴方「っ////はぁ〜...////」



もう、これ絶対頭に残るわ...

第九十一話＿絵麻side＿→←第八十九話＿絵麻side＿

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す