愛してないで頸を斬れ

陸 ページ8

『時透さん！？』



時「今死のうとしてたでしょ」


『別にええやん鬼なんやし』


時「急に訛らないでよ…」


宇「ぽまえらなんなん」


炭「え、あ、と、あｓふぁへ？」



宇「竈門しっかりしろ！？」


時「また明日ねって約束したじゃん…」


『それで死ぬなは時透さんちょっと怖いよ』


時「君が死んだら僕も死ぬ！！」


『助けて鬼狩りさん…』


時「僕鬼狩りだよ！僕が助ける！！」


『助けて柱じゃない鬼狩りさん！！』


時「今日で柱降りるから僕が助ける！！」


『助けて霞の呼吸を使わない鬼狩りさん！！』


時「今日から呼吸無しで戦うから僕が助ける！！」


『助けて時透さん以外の鬼狩りさん！！』


時「君と籍入れて君と同じ苗字に変えるから僕が助ける！！」




宇「だぁぁぁぁ！！時透どんだけ必死だよ！！」


時「貴方には関係ない事です！！」


宇「お前のせいでこの鬼困ってんだよ！！好きならそんくらい気づいてやれ！！
自分が好きだから、自分は好きだからで行動して相手困らせるなんて自己中以外の何でもねぇんだよ！！！！」



時「え、A？そんなことないよね」



『正直言っていい？凄い調子狂うしめっちゃ困ってる』


時「そんなわけない、いっつもAは優しくて」


炭「時透君、認めてくれ。現にこの鬼…Aは困っているんだ」


時「…あぁそうかよ。Aも迷惑だったら最初っから言ってよ…そしたら聞くから。」


『言ってたよ。聞いてくれなかったじゃん』


時「え、そ、だっけ…」


『…え？頸は？』


炭「あ」


宇「コイツ害なさそうだけど斬っといた方がいいか」


『お願いします！！！』


時「それだけは！！それだけはやめて…！」



宇「…時透、取り敢えず頭冷やせ。こいつはいったん生かしとく」


炭「良いんですか！？」


宇「お前も分かんだろ。すべての言葉に裏はない」


炭「…そうですね」


『生かすな殺せ見逃すやつ増えたら我泣く』


宇「勝手に泣いとけ」


『うえぇぇぇん(棒)』


宇「時透連れて帰るぞ」


炭「はい」


時「僕が…そんな…僕…」


宇「時透行くぞ」


時「え」


『じゃあまた殺しに来てくださいね竈門さんとめっちゃ色カラフルでなんか派手な人』


宇「なんだその名前！！俺は宇髄天元様だ！！」


『はいはい宇髄さん』


宇「それでいんだよ」


時「A…」


宇「なんだもう行くぞ」







時「ごめんっ…」









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『いた…い…？』

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