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1、2の方修正等加えました。
是非見てください。
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【A side】
時透 A
「ってことがあって、もう可愛くて可愛くて…!」
胡蝶 カナエ
「あらあら、Aは本当に弟君たちの事が大好きなのねぇ」
そう言い三色団子を頬張る少女。
彼女は胡蝶カナエ。17才。鬼殺隊花柱。
どうして階級も年齢も違う私と彼女が一緒にいるかというと、親友だからである。
胡蝶 カナエ
「そういえば、A…呼吸はどう?」
時透 A
「んん…それがまだ…」
カナエは、私に呼吸を教えてくれた育手の「先生」以外で、悩みを話した唯一の人物。
合同任務で知り合った時、悩んでいることに気付かれ、彼女に促されるがままに悩みを話せば「それなら、よかったら花の呼吸をおしえてあげるわ。適性があるかはわからないけど、刀の色も似てるし」と言って教えてくれたのだ。
呼吸の適性を表す、日輪刀の刀身の色。
霞の呼吸なら白、だけど私の刀身は淡い桃色―――桜色。
カナエの刀は薄紅色―――花の呼吸の適性。
霞の呼吸ほど白くなく、花の呼吸ほど紅くなく―――。
花の呼吸も教わりはしたが、やはり合わなかった。
胡蝶 カナエ
「まぁ、そのうちきっとわかるわ。もしかしたら、ここぞっ!って時に呼吸を作り出しちゃったりとか…するかもね」
そういいカナエはおっとり笑う。
時透 A
「そうだといいけど…」
そういいみたらし団子を口に運んだ。
時透 A
「あ、そういえば、三日後、ゆうとむいの誕生日だ」
甘味処の壁にかかった暦を見て思う。
暦にかかれた日付は8月5日。どうりで暑いわけだ、毎日毎日。8月に入っているのに全然気づかなかった。
胡蝶 カナエ
「あら、弟君達によろしく言っておいてね」
ええ、といいつつ私はぼんやりと、二人の誕生日に何を贈ろうか考えていた。
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るるっち(プロフ) - 優衣さん» コメントありがとうございます!あの話はとても楽しみながら書いた覚えがあります笑 (9月15日 13時) (レス) id: ef030e36e0 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 夢主ちゃんのドッキリがすごく面白かったです❗ (8月28日 11時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - はい!!!!そんなこと言っていただき光栄です//////めっちゃありがとうございます。 (7月1日 6時) (レス) id: c9acf0ff51 (このIDを非表示/違反報告)
るるっち(プロフ) - 紬さん» そうなんですかね。コメントって貰えたら貰えるだけ嬉しいものですし、私としてはなるべくその思いをお返ししたいと思ってます。しかし、こうして褒めて貰えると嬉しいものですね。こちらこそありがとうございます。 (6月30日 20時) (レス) id: ef030e36e0 (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - おーーーー!それは素晴らしいですね。返信できる人ってなかなかいませんよ///本当にいろんな意味でありがとうございます。 (6月29日 16時) (レス) id: 3716f5de4e (このIDを非表示/違反報告)
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