時透兄弟は姉に仕返しをしたい。1 ページ9
【A side】
ふぅ、とため息をつき、鎹鴉の
時透 A
「ねぇ、歩。これで任務は終わり?」
歩
「アア、コレダケダ!!」
ここからはもう鬼の気配はないわね…それじゃ、後始末だけかな。
刀を鞘におさめ、鬼に連れ去られた女の子達に声をかける。
女の子達を家に帰して、家に帰ってくるとゆうもむいもいなかった。
まあ、今日も任務なんだろうな。
湯汲みを済ませ、隊服を着替えて、とりあえずどこか甘味処にいこう、と思う。疲れた後の甘味は最高なのだ。
どこがいいかな、やっぱり私の行きつけ、「清水屋」がいいかな…。あ、ちなみに清水屋って言うのは「家に帰ると時透の長女である姉が死んだフリをしていました。」の冒頭のあのお店ね。
そんなわけでとりあえず清水屋に向かう…と。
時透 A
「あ、ゆう!むい!」
二人の弟が並んで歩いているのを見つける。
二人の肩がピク、と反応し、振り返る。
いつものように、笑って「姉さん」と言ってくれる…と、信じていた。
…信じていた、のに。
有一郎&無一郎
「…誰?」
時透 A
「…え?」
振り返った二人は、
今、
な ん て い っ た の ?
時透A
「何?今、何て言ったの?今、今…」
時透 有一郎
「…?おい、無一郎。知り合いか?」
時透 無一郎
「え?知らない人だけど。兄さんの知り合いじゃないの?」
時透 有一郎
「いや、俺も知らない。おい、お前は誰だ?」
時透 A
「え…わ、私だよ?Aだよ?ねえ、二人ともどうしたの…?」
時透 無一郎
「A…?聞き覚えないなぁ」
時透 有一郎
「俺もだ。お前、何者なんだ?その隊服…鬼殺隊員か?階級は?」
何が起こってるのか、わからなかった。
二人はいつもの暖かい目をしていない。
他人を見るような目。…冷たい目。
時透 A
「…鬼殺隊・春柱、時透 A…。あなたたちの、姉さん…よ。」
時透 有一郎
「…春柱…?」
時透 無一郎
「時透、A…?」
無一郎&有一郎
「姉…さん?」
二人は目線を通わせる。
何、この人。
何なんだ、コイツ。
そんな声が聞こえてきそうだった。
時透 A
「…ねえ…、ねぇっ、嘘でしょ?どうして私がわからないの…忘れちゃったの?」
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るるっち(プロフ) - 優衣さん» コメントありがとうございます！あの話はとても楽しみながら書いた覚えがあります笑 (9月15日 13時) (
レス) id: ef030e36e0 (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - 夢主ちゃんのドッキリがすごく面白かったです❗ (8月28日 11時) (レス) id: fa32b0552b (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - はい！！！！そんなこと言っていただき光栄です//////めっちゃありがとうございます。 (7月1日 6時) (レス) id: c9acf0ff51 (このIDを非表示/違反報告)
るるっち(プロフ) - 紬さん» そうなんですかね。コメントって貰えたら貰えるだけ嬉しいものですし、私としてはなるべくその思いをお返ししたいと思ってます。しかし、こうして褒めて貰えると嬉しいものですね。こちらこそありがとうございます。 (6月30日 20時) (レス) id: ef030e36e0 (このIDを非表示/違反報告)
紬(プロフ) - おーーーー！それは素晴らしいですね。返信できる人ってなかなかいませんよ///本当にいろんな意味でありがとうございます。 (6月29日 16時) (レス) id: 3716f5de4e (このIDを非表示/違反報告)
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