【鬼滅の刃】時透の長女は弟達を溺愛したい。【時透兄弟】【短編集】

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【禰豆子 side】

時透 無一郎
「っていうわけでね!?対局中の兄さんがかっこよくて僕負けたんだよ!?かっこいいって罪だよねそう思わない炭治郎!?」

時透 有一郎
「父さんも母さんも姉さんも無一郎も楽観的過ぎるんだよ、このままじゃうちは捨て犬や捨て猫、捨て子で溢れかえる、皆優しすぎるんだよけどそういうところが好きなんだよっ!!!!」

…うん、何これ。

初めは喧嘩の話してたり不満や愚痴を言ったりしてた筈なのにいつの間にか自慢話っぽくなってるし。

私が持ってきたお茶、アルコール入ってないよね?

…入ってないはずだけどなぁ。

竈戸 炭治郎
「あー…うん、そうか、うん、そうだな…はは、そうなのかー…」

あ、いつの間にかお兄ちゃんの顔が死んでる。

お兄ちゃんも聞いてないなら私だけ聞く意味はない。

よし私もスルーしよう。何だっけ、あの雲…。

とか考えていた時。

?? ???
「ゆう!むい!!」

無一郎&有一郎
「姉さんっ!!」

本日三度目、また一人この店に現れた。

そう、時透家長女、時透 A先輩である。

時透 A
「さっきはごめんっ、ゆう、むいっ。
昆布頭なんて言って悪かったよぅ…」

胡蝶 しのぶ
「あ、それ本当に言うんですか」

よく見ると、しのぶさん――しのぶ先輩達もいる。

時透 無一郎
「それ小鉄君の真似?…じゃなくて…
姉さん、兄さん…僕こそ、ごめん」

時透 有一郎
「…俺の方こそ…ごめん」

何か呆気なく第一次時透大戦は幕を閉じた。

時透 A
「…さっ!!お家帰って何かおやつでも食べよっか」

時透 無一郎
「うん。ポ○キー食べよう!」

時透 有一郎
「おい、そこはト○ポだろ」

時透 A
「え?プリ○ツでしょ?」

A&有一郎&無一郎
「・・・。」

炭治郎&禰豆子&しのぶ&カナヲ&蜜璃
「…あっ(察し)」

無一郎&A&有一郎
「よろしい、ならば戦争だ」

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