【鬼滅の刃】時透の長女は弟達を溺愛したい。【時透兄弟】【短編集】

7 ページ22

あ"あ"あ"自分で作っといて何だけど6話が意味不ぅうう"ぁああ"…

ほのぼのギャグ書きたい。(切実)シリアスお腹いっぱい…

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

【有一郎 side】

鴉
「カァ!!カァ!!」

朝、鴉が家に入ってきた。

…このカラス…胡蝶さんのか?

ということは彼女と文通している姉さんに手紙を持ってきたのかと思ったが、手紙が見えない。

…まさか―――。

鴉
「時透 無一郎、重症!!重症――!!」

心臓が、大きく音をたてた。

鴉が詳細を語る。

聞けば聞くほど全身が悪寒に震え、心拍数は高くなっていく。

冷や汗が止まらない。

どうして、と、同じ疑問ばかりがぐるぐるまわる。

今まで、無一郎はそんな大怪我を負ったりしてこなかった。

いつもそばにいて、アイツは強くて、簡単に負けたりしなくて、だから一人でも、俺が心配しなくても大丈夫だって、そう思ってた。絶対に大丈夫だ、と。

…絶対なんてありえないと、わかっていたのに。

昨晩の姉さんの声が、蘇る。

―もしも、もしもだよ?ちゃんと「大好き」だって言えないままで無一郎が、有一郎が死んだら―

―きっと、後悔するよ

時透 有一郎
「…っ、姉さんっ!!」

いてもたってもいられなくて、怖くて、怖くて、訳もわからずただ怖くて、

不安で不安でたまらなかった。

それなのに、どうしていいかわからない。

不甲斐ない。

何一つしてやれない。

何一つ守れない。

絶対に守らなければ、と誓った弟ですら、守れない。

アイツがボロボロになるまで戦ってる時に、そばにいてやることすら、出来なかった。

8→←6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す