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貴方side
「うっわ。地味すぎてキモい〜wほら行こ。」
今日もテテ君から言葉の暴力を受ける。
しかも放課後だからだれも気づいてくれない。
テテ君と7.8人の男女は教室を去ろうとする。
やっと終わる。そんなとき。
男1"待てよw殴って不登校にさせね?w"
-殴る-
私にはそう聞こえた。
また、男子たちとテテ君が戻ってきた。
女1"ほどほどにしてよーw"
女子たちは教室を出ていく。
私は少しでも声を出してみる。
『...もうやめてくださぃっ..』
テテ君は鼻で笑って言う。
「止めるわけねーじゃんwほらやってw」
男子たちが手を振りかざす。
もう無理だと思った。その時。
-ガララッ-
ドアを開ける音が響く。
男子たちは立ち上がりドアの方を見た。
そこには。
『ジミン君っ...』
「Aちゃんっ!お前ら何やってんだよ!!」
ジミン君は私に駆け寄ってくれた。
"大丈夫?"と、声をかけてくれた。
ジミン君は唯一私に声をかけてくれた男子だった。
「ジミンもそんな地味子と喋ってないでさ、俺らと遊ぼうよw」
「いつまでAちゃんを苦しめてるんだよ!グクだって言ってた。」
テテ君はジミン君の声を無視するように、男子たちと
教室を出た。
「はぁ、テヒョナも...Aちゃん本当に大丈夫?」
『ジミン君っ、ありがとう。テテ君大丈夫なの?』
「大丈夫だよ。変わっちゃったからね。家まで送るよ!」
私が放課後、虐められてるのを見つければ
助けてくれて家まで送ってくれる。
『大丈夫だよ。今日はオッパが来てるから。』
幼なじみのオッパが今日は迎えに来てくれてる。
「そっか。気を付けてね!」
ジミン君はニコっと微笑み教室を出た。
私も荷物を持って校門に向かった。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
校門には片手にスマホを持ったユンギオッパが待ってた。
ユンギオッパはこちらに気づくと、手を振ってくれた。
「A。遅かったな。」
『う、うん。ごめんね。』
靴を履いてオッパの車に乗る。
オッパには虐められてる事を言っていない。
きっと心配かけちゃうから。
「そうだ。ナヨンが家に入ったら目瞑っていてねだってさ。」
『ナヨンオンニが?』
ナヨンオンニというのは私のお姉ちゃん。
今はメイクの資格をとっていて忙しいはずだ。
疑問に思いながらもあっという間に家についた。
「じゃあ、目瞑って。俺の手つかんどけよ。」
続く。
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ぜりー - マクドのポテトloveさん» どもです!いやぁそんな褒めてもお話しか出ませんよ(∀`*)ゞイヤァ((お褒めいただき光栄です!私もお話書いてる時は、どんな話が喜んでくれるか考えながら書いてたら、思わず顔が(笑)これからもよろしくお願いしまっす! (2018年8月6日 22時) (レス) id: cfd8ea275a (このIDを非表示/違反報告)
マクドのポテトlove - どもー!この物語とてもハマったポテトですwマジでハマりましたw作者さん神ですね〜>< もう画面越しでニヤニヤしちゃったり爆笑したりして親にキモいと言われましたw(((殴 当たり前ですよねーw 更新頑張ってください!まってます (2018年8月6日 22時) (レス) id: 9fb5054dc0 (このIDを非表示/違反報告)
ぜりー - しろくまさん» コメントありがとですっ!どっちになるか楽しみながら?読んでくれると嬉しいです(笑) (2018年8月4日 21時) (レス) id: 2da5fa2bf8 (このIDを非表示/違反報告)
しろくま - ジミンとテヒョンどっちになるのか気になる〜!更新頑張って下さい (2018年8月4日 21時) (レス) id: 2751e991cc (このIDを非表示/違反報告)
ぜりー - エミラ さん» コメントありがとですっ!更新頑張るのでこれからもよろしくお願いしまっす! (2018年8月3日 5時) (レス) id: 2da5fa2bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぜりー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zeri/
作成日時:2018年7月29日 14時