ふ わ ふ わ と 。【鬼滅の刃】

胸騒ぎ ページ15

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しのぶ「Aさん、ありがたいですが無理は禁物ですよ？」



安静とは言われたが



何か動いてないと気が済まなくて




毎日胡蝶様や、アオイさんたちのお手伝いをしていた。



お手伝いといっても、洗濯とお皿洗いだけだけど…





「おー、ここにいたのか」




洗濯物を取り込んでいると後ろから声がした





宇髄さんだ。




あれからも連日任務以外は欠かさず来てくれている







．








天元「もう傷はひっつきそうか〜？」




『はい！あとちょっとみたいです！！』




あと2針だけ残っているがもう少しで取れるみたいで、、




しのぶ「でもまだ完全ではないので、宇髄さん、無理させないでくださいね？」



天元「ハハ！任せろ！じゃあ、俺は任務に行く」



しのぶ「お気をつけて、、」



『宇髄さん、ご武運を…』






何故か胸騒ぎがした。







宇髄さんに対して


"生きてほしい"と、強く思ったのだ。





天元「A、なんて顔してんだ？」






私よりもはるかに背の高い宇髄さん



背を丸めて、子供と接するように私の顔を覗いた。






天元「保証はできねえが、また来る」








派手にやってくるわ、と笑いながら









私の頭を大きな手のひらでポンポンとして



蝶屋敷を後にした。






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しのぶ「Aさん、宇髄さんなら大丈夫ですよ」



『へ、…』



しのぶ「部屋に戻りますよ、Aさん」





胡蝶様の言葉で


少し心が軽くなった






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