検索窓
今日:3 hit、昨日:4 hit、合計:21,778 hit

ページ3

向「自分、むかいこうじって言うねん、よろしく!!」






そう言って太陽みたいに笑ったむかいくん






向「どこ中なん?俺なー、西中やねんけどな」


『西中?遠いね〜』


向「せやねん、だからもう今日も汗だくだくで来てん笑」






とにかくお喋りなむかいくん、コロコロと表情を変えて話すのを見てるのが楽しくてついつい聞く側に回ってしまう





向「あ、ごめんな自分のことばっかり喋ってもうて」


『全然!すっごい楽しいよ笑』







そう言うとポリポリと頭を搔いて






向「ほんま、えらいことになったわ」






そうボソッと呟いたむかいくん





『ん?』


向「あ、いやなんでもないで笑」





丁度良く入ってきた先生





先「今から始業式だから体育館行けよー」


葵「A!行こう!」


『あ!うん!』





気になった、えらいこと、の内容を聞けずに私たちはバラバラに体育館へ向かった


男女別、名前の順に並ぶとむかいくんは私の斜め前


私の隣に並んだのは背が高く端正な顔立ちをした男の子






向「そや、Aちゃん、こいつ紹介しとくな!めめって言うねん!!」


『…めめ、』


目「めめです笑」


向「っあ!目黒蓮!」


『めぐろれん、さん』


目「ふはっ笑なんでさん付けなの笑」


『特に…笑』


目「めめでいいよ笑」


『わかった、めめ笑』






クールそうな雰囲気とは打って変わって人懐っこい柔らかい空気のめめさん






向「っちょ!2人の世界入らんでや!笑」


目「いいから前向けよ康二」


『そうだよむかいくん笑』


向「2人してなんやねん〜笑」







いじけたように頬をプクッとしたむかいくんがすごく可愛く愛おしく思えた

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
151人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , スノーマン , snowman
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あかね - こちらもう終わりですか( ; ; )?めちゃくちゃ面白いので更新してほしいです! (2020年12月13日 23時) (レス) id: 1776d5f8d4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年5月1日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。