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向「自分、むかいこうじって言うねん、よろしく!!」
そう言って太陽みたいに笑ったむかいくん
向「どこ中なん?俺なー、西中やねんけどな」
『西中?遠いね〜』
向「せやねん、だからもう今日も汗だくだくで来てん笑」
とにかくお喋りなむかいくん、コロコロと表情を変えて話すのを見てるのが楽しくてついつい聞く側に回ってしまう
向「あ、ごめんな自分のことばっかり喋ってもうて」
『全然!すっごい楽しいよ笑』
そう言うとポリポリと頭を搔いて
向「ほんま、えらいことになったわ」
そうボソッと呟いたむかいくん
『ん?』
向「あ、いやなんでもないで笑」
丁度良く入ってきた先生
先「今から始業式だから体育館行けよー」
葵「A!行こう!」
『あ!うん!』
気になった、えらいこと、の内容を聞けずに私たちはバラバラに体育館へ向かった
男女別、名前の順に並ぶとむかいくんは私の斜め前
私の隣に並んだのは背が高く端正な顔立ちをした男の子
向「そや、Aちゃん、こいつ紹介しとくな!めめって言うねん!!」
『…めめ、』
目「めめです笑」
向「っあ!目黒蓮!」
『めぐろれん、さん』
目「ふはっ笑なんでさん付けなの笑」
『特に…笑』
目「めめでいいよ笑」
『わかった、めめ笑』
クールそうな雰囲気とは打って変わって人懐っこい柔らかい空気のめめさん
向「っちょ!2人の世界入らんでや!笑」
目「いいから前向けよ康二」
『そうだよむかいくん笑』
向「2人してなんやねん〜笑」
いじけたように頬をプクッとしたむかいくんがすごく可愛く愛おしく思えた
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あかね - こちらもう終わりですか( ; ; )?めちゃくちゃ面白いので更新してほしいです! (2020年12月13日 23時) (レス) id: 1776d5f8d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麦 | 作成日時:2020年5月1日 10時