第七話 ページ9
貴方「じゃあな！フレンダ！」
そう言って浜面はフレンダを家の前まで送り届けてから別れをつげた。
貴方「さて最後は麦野か。」
そう言って浜面はまた車を発進させて麦野の家まで向かう。その途中車内には沈黙が流れる。
貴方「(そういえば俺麦野と仕事以外で話したことほとんどなかったからなぁ・・・こうゆう時何話していいかわからねぇ・・・)」
浜面がそんな事を考えていると麦野がしびれを切らしたのか浜面に話掛けてきた。
麦野「ねぇいい加減に何か喋りなさいよ！気まずいじゃない！」
貴方「どぁ！いきなり話掛けてくるなよ！ビックリするだろ！」
麦野「バカ！ハンドルから手離すな！事故るだろ！ちゃんと運転しろ！浜面ァ！」
貴方「わりぃ！わりぃ！じゃあ麦野お前に聞くけどよう。なんで麦野は暗部に入ったんだ？」
麦野「あ！？なんでそんな事あんたに言わないといけないのよ！なめてんのか！？」
俺はまた一つ地雷を踏んじまった・・・とこの時浜面は思った。しかしその質問対して麦野はあっさり答えてくれた。
麦野「まあ話す事も他にないし、話してあげるわよ。」
そう言って麦野は自分の過去について話し始めた。
麦野「私ね。中学まではちゃんと学校に通っていたわよ。でもその学校でね、ある女の子に重傷を負わせちゃたのよ。それで私は暴力事件を起こした事になってねぇ学校に通えなくなったのよ。だから暗部に入ったの。」
貴方「なんでその相手の女の子にケガさせちまったんだ？」
麦野「そいつが私の事をバカにしたからよ。だからムカついてやっちゃたのよ。まあでもその子もくやしかったんじゃないの？レベル５はみんな先生とかに特別な扱いを受けるからねぇ。だからいままで貯まっていた恨み辛みをぶつけたんじゃないの？」
貴方「なるほどな・・・麦野・・・お前も色々あったんだな・・・この事は滝壺達にも話したのか？」
麦野「言ってないわよ。私の過去を相手に話したのあんたが始めてよ。別に他人に言う必要なんてないし。」
貴方「じゃあなんで俺なんかに話してくれたんだ？」
麦野「わからないわ・・・でもなんか浜面だったら話してもいいと思っただけよ・・・」
貴方「そうか・・・ありがとな麦野。お前の事俺少しはわかったような気がする。」
麦野「別にあんたにわかってもらわなくてもいいけどね。そんな事よりそろそろ家に着くわ。降ろしてちょうだい。」
貴方「了解。」
そう言って浜面は麦野の家に車を停車させた。
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はむ（＝・ω・＝） - トップが明らかに無断転載ですよね?消してください。 (2015年2月11日 19時) (
レス) id: dc8862f6ea (このIDを非表示/違反報告)
マッサー(プロフ) - コメントありがとうございます！とても嬉しいです！これからもがんばって書いていきます！忙しいですけど・・・テスト近いし・・・ (2014年2月13日 17時) (レス) id: 813e079ad3 (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - ども、氷華です！面白かったですよ、文才分けt((( (2014年2月13日 6時) (レス) id: 0ccb71649b (このIDを非表示/違反報告)
マッサー(プロフ) - コメントありがとうございます！始めてコメントもらったので嬉しいです！ (2013年12月25日 13時) (レス) id: 813e079ad3 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - 輪廻です、すごく面白いです！更新頑張って下さい！ (2013年12月25日 10時) (レス) id: 1925db867c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：BF | 作成日時：2013年12月12日 19時
