JKとちびっこマフィア 2

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You side






嬉しいのか安心したのか、自分でもよく分からないけど泣いて泣いて、結局その日は中也さんの家に泊まった。


ずっと悩んでた元が私だと判って、一寸嬉しかった。





＊ ＊ ＊ ＊ ＊







『じゃあ、私は一回家に……』

「一寸待て」



そんな訳で翌朝、家に帰ろうとした時。

中也さんの声で動きが止まった。


……その時点でもう、嫌な予感がした。




「………未だ、聞いてねェ事が有るよなァ？」




ひんやりとした底冷えする声。

同時にサァー…っと躰から血の気が引いていく。




『え…有りましたかね……？』


「有るだろォ？

_____探偵社とのか・ん・け・い」





……ゔっ………


冷や汗が背中を流れる。

青ざめた顔でギギギ…と油の切れた機械の様な動きで振り向くと…





「________さァ、洗いざらい吐いて貰おうか？」





満面の笑みで冷気を出しながらソファに御着席になる、ポートマフィア五大幹部様がおられました。




…太宰さんごめんなさい。

今日はどうやら遅刻しそうです…





嗚呼………

昨日の甘い雰囲気カムバァーーーーーック！！！！！



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