番外編 2 ページ8
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「……Aお姉さん？」
突然耳に入って来たその声に、思わず体がピシッと固まった。
私の耳が確かなら、今の声は…
『……ジーザス』
ゆっくり振り向いた先には、案の定見覚えのある顔が3つ並んでいた。
まんまるに見開かれたオッドアイが印象的なこの人達は、このイケブクロディビジョンを背負う三兄弟である。
「こりゃ驚いた…まさか、こんな所で会うなんてな……」
『あ、あは…本当に…』
盛大に顔が引きつる。
こんなコスプレみたいな格好で知り合いに会うとか、何の拷問ですか？
「Aー？何やって……って、え！！山田三兄弟！！？」
『ちょ、聖羅うるさい』
「だって…！！こんな所で会えるなんて！」
両者とも固まっていた所へ、タイミング良く聖羅がやって来た。
一郎さん達の姿を見つけるなり一気に乙女モードになるんだから、女の子って怖い。
だって目がハートになってるもの。
「い、市川先輩も居たんすか…」
「うふふ、2人でバイト中なの〜」
『友達に頼まれちゃって…でも今日だけだしね』
「今日だけなんだ…良かった」
『え？』
「いえ何でもないです！」
三郎くんが何か呟いたみたいだけど、生憎私の耳には届かなかった。
そして何故か赤い顔で俯いてしまった。
「超可愛い…！！」
と私は密かに悶える。
今ロリコンって言われても言い返せないや。
「あ、そうだA、店長が佐藤ちゃんと持ち場変わってって」
『え…案内？』
「��Aちゃんが一番可愛いから♡��だってさ」
『何その理由…』
店長(45歳ニューハーフ)がウインクをしながらハートを飛ばす様子を思い浮かべて、思わず苦笑いをする。
『……了解。行ってくる』
正直、今すぐにでもこのフリル付きのエプロンを脱ぎ捨てたいけど。
ここでは店長の言う事は絶対なので、大人しく店の入り口前でスタンバイをする。
聖羅から伝授された笑顔を振り撒けば大抵のお客さんはどうにかなるだろう。
ほら、私って顔は良いから。
カランカラン、
……おっと、早速来たみたいだ。
ぐっと�茲を手で押し上げ、くるりと振り返る。
『お帰りなさいま……え"』
しかし、目に飛び込んで来た人物にまた私の体は固まった。
「…な、何やってんだテメェ……」
扉の前で同じく固まっているのは、ヨコハマ代表のあの人でした。
『さっ、左馬刻さん………』
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みゆ - 続き気になります〜！更新待ってます！ (1月20日 15時) (
レス) @page34 id: 38735f9208 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 続き気になる〜更新がんば (2022年5月20日 21時) (レス) @page34 id: e3725c1631 (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - え？続きが気になるぅ!!更新頑張ってください！ (2021年9月11日 0時) (レス) id: efb845659a (このIDを非表示/違反報告)
しっとりチョコがすごく食べたい。 - うぅ……癒しを！！癒しを恵んでください！！更新待ってますぅぅぁぁぁ！！ (2021年1月10日 15時) (レス) id: 7e61cd56ff (このIDを非表示/違反報告)
けい - お話めっちゃ面白いです！更新頑張ってください！ (2020年12月25日 16時) (レス) id: 54e19010c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦子
| 作成日時：2018年12月6日 22時
