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「名前は？」
『パブロ・ピカソ』
「何処から来たの？」
『マダガスカル島』
「歳は？」
『二百六十歳』
「ねえ巫山戯てるよね君！！」
��こう云っていれば敵さんの心を乱せる事間違いなしだよ☆��
ウインクつきでそう云われた日には投げてやろうかと思ったが、真逆役立つ日が来るなんて。
太宰さん、あなたが教えてくれた事は無駄じゃなかったよ。
あの後。
捕まったら終わりだ、と思ったAは全力で逃げようと試みたが、現役の双黒に敵う訳がなく三秒で捕まった。
そしてポートマフィア本部にて取り調べが始まったのである。
「手前、見た目に寄らず面白い奴だな」
『……そりゃどうも』
「この状況でそこまで強気で居られる奴はそう居ないぜ？」
『…あら、強気な女はお嫌い？』
「いいや？手前みたいな奴、俺は好きだぜ」
そう口角を上げる中也に思わずドキリと胸が高鳴った。
呆れる程、何処までも自分は彼に弱い。
「………。あーもう、これじゃ埒が明かない」
Aと中也の様子を見ていた太宰の目の色が変わった。
ゆらりと立ち上がると、Aの前に立ちはだかる。
「私だって、君みたいな美しい子を拷問にかけたりしたくはないんだ。
だからさ────」
ね？
そう低く耳元で囁かれて、全身に鳥肌が立つのが判った。
突然空気が変わった太宰は、如何にもマフィアという顔をしていた。
「君が怪しい者じゃないって事が判れば良い」
超至近距離で覗き込む彼の瞳は、光の無い漆黒。
何処か、芥川に似ている。
Aはふとそう思った。
「話して、くれるよね？」
そう有無を云わせない笑みを浮かべる太宰への答えは、イエスしか残されていなかった。
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林檎@諸事情につき低浮上(プロフ) - うひゃぁあ更新有難うございます待ってました！！！いつ見ても面白いです！！これからも応援してます − !! (2019年4月30日 0時) (
レス) id: 4706140a44 (このIDを非表示/違反報告)
ふらん - 続きがとても気になります！ (2018年8月20日 14時) (レス) id: dbdc3a2a0b (このIDを非表示/違反報告)
麦子(プロフ) - ザクロさん» 主人公が除霊(物理)したので大丈夫です！！(笑) (2018年7月16日 2時) (レス) id: 564537986a (このIDを非表示/違反報告)
麦子(プロフ) - ザクロさん» ありがとうございます!^^ (2018年7月16日 2時) (レス) id: 564537986a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - 敦君。逃げて！ (2018年7月10日 23時) (レス) id: cf0e41908a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦子
| 作成日時：2018年6月16日 21時
