JKとちびっこマフィア【番外編】

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「お前」


『…へ？』






言葉を直ぐには理解できず、ぽかん、とした顔で固まる。


オマエ？

って……


そして言葉を漸く理解した時、同時に顔がボフンッと沸騰したように熱くなった。







『う、そ、それは……』

「……ぶっ、嘘だよバーカ」

『〜〜っ、からかわないで下さい！！！』







戸惑いまくっていると、中也さんは堪え切れない、と云う様に吹き出した。


……やられた。


熱い頰を押さえる。


すると、伸びてきた手が首の後ろに回って其の儘引き寄せられた。







『ん…』






軽く触れるだけのキス。

反射的に閉じた目を開けると、中也さんの顔が至近距離にあった。







「……俺はこれで十分だ」







そう優しく笑う彼に、莫迦みたいに心臓が反応する。


……本当、この人には敵わない。



また唇が重なる直前。







『……中也さん、生まれてきてくれてありがとう』






ずっと云いたかった事を伝えると、彼は一瞬目を見開いて







「…ああ、さんきゅ」






とまた笑った。









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Happy Birthday Chuya.




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そーこくといっしょ！→←4:29 a.m.

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