・ ページ34
・
「わあ…!Aさんの水着とっても可愛いですわ!」
『ナオミちゃんこそ、ボタニカル柄のイメージ無かったから新鮮〜!』
「可愛い…」
『お、鏡花ちゃんも可愛い!』
「おやおや、皆して可愛くなってるじゃないか」
『よ、与謝野先生…!』
「「「大人だ…!」」」
ナオミはボタニカル柄のバンドゥビキニ。
鏡花は胸元にリボンをあしらったチェック柄のフレアビキニ。
与謝野は黒のクロスホルタービキニ。
Aは白のオフショルダービキニ。
水着に着替えた女性陣は、普段の雰囲気と違い何とも魅力的だった。
此処が普通の海水浴場だったら圧倒的な視線を集めている事だろう。
「此処がプライベートビーチで良かった…!」
一足先に着替えを終えた男性陣は皆心の中でそう思った。
「ねえ、Aちゃんさあ…」
「やめろ。それ以上云ったらぶっ殺す」
「何で?ただスタイル良いねって云おうとしただけじゃん」
「だから云うなっつっただろうがぁぁぁ!!」
鬼の形相の中也とケラケラ笑う太宰の鬼ごっこが始まったかと思えば、
「先輩っ!すみません、お待たせしました…!」
「……」
「先輩?」
「服を着ろ」
「えっ!?」
真っ赤な顔をした芥川とキョトン顔の樋口の可愛らしいやり取りが始まり、
「国木田ー?」
「な、何ですか乱歩さん」
「何で顔赤いの?」
「いや別にこれは…」
「ふふん、大方女性陣の水着姿が直視できなくて困ってるんだろう」
初心な二十二歳を二十六歳がからかい、
「エリスちゃんすっごく可愛いよ!!!」
「リンタロウ煩い。今はかき氷食べるのに忙しいの!」
水着姿の幼女にカメラを向ける中年オヤジという、即逮捕ものの構図が出来上がっていたりした。
「さっ、早速泳ぎに行くよ!」
「「「おー!」」」
そんな事をしている間にも、探偵社の女性陣は海へと走り出す。
その場にいる最年長の広津は、「これが
・
124人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
林檎@諸事情につき低浮上(プロフ) - うひゃぁあ更新有難うございます待ってました!!!いつ見ても面白いです!!これからも応援してます − !! (2019年4月30日 0時) (レス) id: 4706140a44 (このIDを非表示/違反報告)
ふらん - 続きがとても気になります! (2018年8月20日 14時) (レス) id: dbdc3a2a0b (このIDを非表示/違反報告)
麦子(プロフ) - ザクロさん» 主人公が除霊(物理)したので大丈夫です!!(笑) (2018年7月16日 2時) (レス) id: 564537986a (このIDを非表示/違反報告)
麦子(プロフ) - ザクロさん» ありがとうございます!^^ (2018年7月16日 2時) (レス) id: 564537986a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - 敦君。逃げて! (2018年7月10日 23時) (レス) id: cf0e41908a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:麦子 | 作成日時:2018年6月16日 21時