君が笑ってくれるのなら3 (ページ17)

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A side

崇くんの力が抜けて、窓辺で倒れ込む。

「、、ええか、、、っ、よく聞け、、、

俺たちは、、誰にも、会うてへん、、、っ、

2人で、、っ、そうや、、死のうとしたAを、、とめ、ようとしっ、、、刺さった、、、っ、ええか、、、」

『っ、でも、、、っ、でも、、、っ、、』

「余計なことは、、言わんでええ、、っ、

あの男、、、っ、、天罰や、、、っ、ゲホッ、ゲホッ、はあっはあっはあっ」

『崇くんっ！！！！きゅ、、うきゅうしゃ、、、、救急車はやく、、っ、！』

「、、平気や…、」

『すぐ救急車呼ぶからっ！！しっかりして！！』

すぐに119に電話した。

必死に崇くんを抱きしめるけど、だんだんと呼吸が浅くなってきて、目が虚ろになってくる。

　

『救急車すぐ来てくれるから！！しっかりして崇くん！！』

「、、、よか、った……、、。」

『よくないよっ、…！なんであいつを庇ったの、！？』

「……かな、しむやろ、、兄貴、が……、」

『？？なんでっ！あんな人父親なんかじゃない！！お兄ちゃん殺した奴だよ！！崇くんだって「、ちゃう……、、」

『え、、』

「兄貴は…そんなこと、、、のぞんでへん、、、」

『っ！』

「Aに、、、人殺しになんて……なって、ほしない、、やろ、、、」

『っ、、、！！』