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*T side*
Aが出てってからだいぶ時間が経った。
もう、家帰っとるやろか、、。
連絡、してみようか、
なんで、あんなことしてしまったんやろ、
俺は、なんで、、、Aを傷つけるようなこと、、
連絡してもええのか分からずに、スマホを握ってボーっとしとると、着信が。
Aか？と、画面を見ると、なぜか京香の名前や。
「、、はい、」
「……、おそ、われた、、？」
京香からの言葉を聞いて、頭の中が真っ白になる。
慌てて病院へ着いて、教えてもらった部屋へ急ぐ。
息を切らしてドアを開けると、目に飛び込んだの痛々しいAの姿。
Aの元に近づこうとした瞬間、異変を感じる。
…俺の顔を見て、泣き叫んで暴れ出すA。
俺はなにもできなくて立ち尽くす。
“林さん、大丈夫ですよー、”
何人かの看護師さんと医師がきて、何かの指示を出す。
“少しチクっとしますねー”
鎮静剤なのか、目が虚ろになり眠につくA。
その様子を俺は呆然と見つめることしかできない。
…突っ立ったままの俺に、先生が近づいてくる。
“お姉さんから伺いました、林さんの恋人ですね？”
「あ、あ、はい…。」
“少しあちらでお話を。”
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作者名：ふう
| 作成日時：2019年8月15日 18時
