@09《２人の宝物》 ページ13
新八『神楽ちゃーん！押入れの掃除終わったー？』
神楽『新八い。中にこんなん挟まってた。』
新八『あれ！？これは…』
.
.
.
銀時『たでぇまぁ〜。』
A「ただいまー。」
『銀ちゃん！！/ Aさん！！』』
Aと銀時が部屋に入ると同時に、ドタドタと
2人が駆け寄ってくる。
銀時『んだよ…うっせぇな。』
神楽『これ！！』
新八『結婚式の写真ですか！！』
2人が手にしていたのは、
白無垢を着たAと、紋付袴を着た銀時が並んで写っている写真だった。
A「おー。懐かしいなぁ。」
銀時『そ、それどっから引っ張り出してきやがった！』
神楽『私の部屋の隅に挟まってたネ。』
A「もしかして銀時…あんな枚数刷っといて、全部無くしたっての？」
新八『えっ…なに。この家の至る所にこの写真あるんですか…？もしかして。』
銀時『あー……あとどこに、何枚あったっけ？？』
A「だから何かに入れておけって言ったのに。」
神楽『銀ちゃんキモいアル。』
銀時『うるせー！いいんだよ！返せっ！！』
新八の手からバッと奪い取ると、デスクの引き出しにしまい込む銀時。
神楽『なんでヨォ！！ここに飾ろうよ〜！銀ちゃーん！』
新八『ちゃんと結婚式挙げてたんすね。2人ともあっさりしすぎてるから、てっきりやってないものだと…安心しました。』
A「一生に一回だろって、周りがうるさかったからね。銀時が、もう着物仕立ててきたって言うから断れなくなって挙げてもらったんだよ。」
神楽『A姐、綺麗アルなぁ…』
銀時『あんな高い布買ったのなんて初めてだったわ。』
A「あんたの布もかなり上等だったじゃん。
お登勢が仕立ててくれたやつ。」
新八『布って言い方やめてくださいよ。
えっ！じゃあこの着物たちはまだあるんですか？』
『「あー……売った…」』
2人が揃って酷いことを言うので、神楽と新八は
言葉を失い、固まった。
新八『うった…売ったぁぁぁ！？』
神楽『おいぃぃっ！くそ天パ！なに奥さんへのプレゼント勝手に売ってんだよぉ！！！』
銀時『痛いっ！痛いっ！ちょ、神楽、ハゲる！！
なんで俺だけが悪いことになんだよ！Aだって一緒に行っただろぉ！？』
A「まぁ、おかげでお登勢への借金が返せたようなもんだからな。アハハッ！。」
神楽と新八はため息をついた。
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むぎむぎ(プロフ) - MOCAさん» 神コメントありがとうございます！！！更新滞ってしまって申し訳ないですー(ﾟ`ω´ ﾟ)ﾟ頑張りますね！！！ (2月1日 7時) (
レス) id: 648c54db81 (このIDを非表示/違反報告)
MOCA(プロフ) - やばば！マジでこの作品神やろ！急に来る夢ちゃんのデレとかマジ最高すぎ。更新頑張ってください！応援してます！ (1月27日 11時) (レス) @page30 id: 71d87de2fb (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - 紅狼さん» コメントありがとうございます！！好きすぎるなんて嬉しすぎる、、、更新できてなくてすみません。少々お待ちください(T ^ T) (1月7日 13時) (レス) id: 648c54db81 (このIDを非表示/違反報告)
紅狼 - ヤバい、めっちゃ好きすぎる、まぁ、銀さんの奥さんへの愛が溢れすぎて、ずっとニヤニヤしっぱなしでしたw更新頑張ってください。 (1月3日 2時) (レス) @page30 id: c1d0e4500e (このIDを非表示/違反報告)
むぎむぎ(プロフ) - kk_さん» コメントありがとうございます！！そう言ってもらえるだけでほんとに頑張れます。。。引き続き読んでやってください！！ (10月9日 21時) (レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2023年10月9日 20時
