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結局、家にあげてもらいAと銀時と向かい合う形で
座る新八と神楽は、珍しく緊張しているようで
そわそわしていた。
銀時とAがたまに会話をするも、どうしても沈黙が続く…
しばらく経った時、ついに痺れを切らしたAが突っ込んでしまった。
A「なぁ銀時。この子達はいつもこんなに静かなの？」
銀時『いや、俺が聞きたい。いつもはうるさいくらい話しかけてくるくせに……なんでお前らそんな静かなの？？』
新八『いや…あの。』
神楽『ほ、ほ…本当に銀ちゃんの嫁アルか！？』
新八『ちょっと神楽ちゃん！！』
神楽『だってぇ！信じられないんだもん！！』
銀時『神楽ちゃぁぁん？？いい加減、銀さんも怒るよ？』
A「あっはっは！！信じられないよね！この銀時が所帯持ちだったなんて。」
新八『あっ、いえ！あの………はい。』
A「素直でよろしい。私も仕事柄、銀時とは一緒に暮らしてないからね。どうせあんたもこの子達に何も言ってなかったんだろ？？そりゃ驚いて当然だ。」
新八『お仕事って…何されてるんですか？？』
A「ん？宇宙船の船ち…((銀時『情報屋。』
A「です。」
新八『あの、銀さん。今一瞬違う、うるさい人が頭によぎったんですけど…』
神楽『もっさんと同じアルか？』
銀時『やめろ。あんなのと俺の嫁を一緒にするな。
まぁ、なんだ。こんな奴でもできる簡単なsゴフォォッ！！』
銀時の後頭部を思いっきりテーブルに叩きつけ、黙らせると
静かに茶をすすり、向かいに座る2人に笑顔を向ける。
A「あれだ。江戸中のことならなんでも知ってるヤツって思ってくれればいい。
私は商売相手は選ばないんだ。
人目につかないところにいる方が何かと都合が良くてな。
それに、変なところだろ？ここ。
見つけられたやつはラッキーってやつだ。」
銀時『別に、どこにいたって同じだろうがよ。』
A「そう拗ねるな。賑やかになったみたいだし、いいじゃないか。
さっ！2人は目的を果たしたんだし。うちにいたって楽しくもないだろ。帰った帰った！」
そういうと、ほれほれと3人を玄関まで促し、
しっしっと手を払った。
銀時は名残惜しそうな顔をし、ガシガシと頭をかく。
最後に神楽と新八の頭を、ポンと撫で
A「銀時のことよろしくな。
今更あんたら3人の中に混ざろうなんて考えてないよ。そう、警戒しないくれや。」
Aは寂しそうに笑うと戸を閉めてしまった。
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むぎむぎ(プロフ) - いちご丸さん» 前作も読んでいただきありがとうございます！！よければこっちも楽しんでいただけると嬉しいです(*´-`) (9月20日 19時) (
レス) id: 0ab5c4428c (このIDを非表示/違反報告)
いちご丸 - 実況者さんの小説から来ました！頑張ってください！ (9月20日 17時) (レス) id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぎむぎ | 作成日時：2023年9月14日 17時
