【進撃の巨人】悪魔に気に入られた兵長と兵長に気に入られた悪魔 (ページ7)

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5話ページ7

Asaid

『ハンジさん・・・』

ハ「なんだい？」

『リヴァイって鈍いんですね()』

ハ「ンンンンンンwwwww好きなの？www」

『そりゃもう、私の腕の中に収めたいくらい』

好きになったら誰もがそう思うよと言われた…()

『そうなの？……ほしい…。喉から手が出るほどに…。』

ハ「結構愛してるみたいだね…」

『そりゃもう、ハンジさんの巨人愛みたいな？』

なんて話をしているといつの間にか貴族主催パーティへ…。
つまらないわね、パーティは魔界で沢山したわ…。

案内されるがまま開けた場所へ…、私の玄関程度ね…。

リヴァイはダンスのお相手してるし、団長は貴族の人となんか話してハンジさんとミケさんは二人で話してて…。
私はというと数人の貴族の相手…。めんどくさいわ、明日空いてるわけないでしょ…何空いてるかって…。私はリヴァイと訓練よ訓練()
話を終わらせソファーに座りグラスに入ってるお酒を飲み干す

悪魔と言えど酔いはする…だが、私は強い方だ…
期待していたお貴族様残念ね

『はぁ……リヴァイ早く来ないかしら、暇だわ…』

頬杖をつきジッとリヴァイを見ていると踊りが終わったのかこちらへ向かってくる…。

『ずいぶんお顔が引きずってましてよ、リヴァイ兵士長殿』

リ「お前までやめろ、気持ち悪い」

『ふふ、冗談よ、冗談も通じないくらい香水とかでもきつかったのかしら』

リ「あぁ・・・、少しくらい香水の量を減らせばいいものを」

眉間にしわを寄せいつものしかめっ面でそう発言するリヴァイ…。

『ふふ、リヴァイの気を引きたいのよ』

リ「あ？お断りだ」

『あらあら、気になる人でもできたのかしら、それはそれで面白いけど』

などというが居ると知ったら馬鹿みたいに傷つくのは自分だ

リ「いると言ったらどうするんだ？」

『え・・・』

誰か聞こうとしたがリヴァイはほかの女に連れてかれまたダンスだ・・・。
あの女・・・・離してた途中なんだけど・・・人間の貴族はこれだからいやなのよね。
ちょっと冷静になりましょう、お酒も回って少し動揺が生まれたかしら・・・。

そっと立ち上がり外へ・・・・冷たい風が頭を冷やすのにとても適している・・・、空を見上げれば満天の星空・・・。綺麗・・・。

魔界では見られない・・・いつも黒紫の雲が覆ってる空・・・地上は全然違う・・・。
人間が自由を求めるのも少しだけ理解できるわ、この世界は残酷で美しい・・・それに反して、人間は大半腐っている・・・。