◇添い寝◇ ページ4
※同居設定
※付き合ってるﾖ
_______
…それは唐突だった。
「ねぇA！今日は一緒に寝ようそうしよう！！」
……自己解決…
『別に構いませんが…急ですね…？』
「だってもう付き合ってだいぶ経つじゃない？
一緒に寝るくらいしても良いだろう？！」
『……まぁ、そう…ですね。』
実際、太宰さんと私は付き合い始めて半年と少し。
その割には進展が無い、と言うか…何というか…
…進展が欲しい訳じゃないよ多分。
もっと太宰さんの傍に居たいとか…
もう少し恋人っぽい事したいなぁとか……
思ってな_
「嘘。思ってるでしょ？素直じゃないねぇ…」
……心が読めるとは
「ほら、もう寝るよ。……おいで、A。」
『え、あぁ…はい…』
布団を捲り太宰さんと同じ布団に入る。
___電気が消える。
少し開いたカーテンの隙間から月明かりが差し込み、
太宰さんと私の合間の布団が照らされる。
『………』
無言で太宰さんに背を向ける様にして寝返りを打つ…
「折角一緒に寝ると言うのに君の顔を見れないんじゃ、意味が無いね？」
太宰さんの手が私の左肩を掴み止めていた。
『………』
無言で今度は太宰さんの方へ寝返りを打つ。
__月明かりが太宰さんの頬の辺りを照らしていた。
「ほら、ぎゅってしてくれないのかい？」
…諦めて太宰さんに抱き付く。
『………狡い。』
「何の事だろうね」
そう言って笑いながら太宰さんは私の頭を撫でる。
……太宰さんの腕の中…暖かいなぁ…
________ずっとこのままなら良いのに。
「ずっとこのままで私は良いよ？
…でもまぁ、
抱き締めているだけじゃ足りないかな。」
……太宰さんの抱き締める力が強くなる。
少し上を向いて太宰さんの顔を見た。
『……矢っ張り、狡いです…』
ゆっくりとキスをする。
_それは、今までのどんな時間よりも長かった。
「……おやすみ。A。」
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くまさかな(プロフ) - 神作品をありがとうございます（スライディング土下座）リクエストしたいですがリクエストを考える脳がないので更新楽しみに待ってます！！！ (2021年11月30日 22時) (
レス) @page9 id: 53f59805d4 (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - 抹茶さん» またまた返信遅くなり申し訳無いです…←ご期待(?)に沿えていて良かったです….!! (2021年11月15日 19時) (レス) id: 238271db5a (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - Ruiさん、お話読みました！やっぱり最高です^ ^体調悪い中本当ありがとうございます！これからもRuiさんのペースで更新して行って下さい！応援してます！ (2021年11月8日 21時) (レス) @page8 id: b78242deb3 (このIDを非表示/違反報告)
天然石 - 早く続きみたいです (2021年11月7日 22時) (レス) id: 9e1c69280d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - Ruiさん！ありがとうございます、宜しくお願いします！ (2021年11月5日 21時) (レス) id: b78242deb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rui | 作成日時：2021年10月27日 22時
