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……食べ終わった為食器洗い。


『お皿も少ないし今度買いに行くか…』

明日から朝食を作る。食器もこの量では足りない__

『………』


………ん?


明日から__

明日から…朝食を作るって

つまりは朝、太宰さんの家に居ないとだよね?

『…太宰さん?』

「なんだい?」



『私、泊まる前提になってません?』


「そうだけど?」


………


『帰っても良いですか?』

「駄目。」


即答された。


「私が朝出勤しなくても良いのかい?」


『そういう訳ではないですが…
と言うか私関係ないですよね??』


今気づいた。私関係ない。多分。


「大有りだよ!
だってAとはこうして一晩過ごした仲じゃ__


『正確には"無理矢理引き摺り込まれて"です。』

「それじゃまるで私がAのことを攫ったみたいじゃないか。」


………半ば事実だよ。


「まずまず私はですね__


話つつ時計に目を向けた。


時刻は_____





8時半。


『___?!太宰さん!仕事何時から_


「暫くは朝きっちりに出勤なんてしてないからなぁ…」


『分かりました何方にしろこれじゃ遅れます!
急いで準備して下さい!!!』


「えーーーー………分かった行くよ…」


睨みつけ無理矢理準備をさせる。
完全に親ポジションです私。



___________数分後_____


「ん、準備出来たよ?」


『…早く出て下さい。』


玄関でもたもたとする太宰さんを急かす。



『……』



その間、一度冷静になる。



……そして思った。





何故私はこんな親のように手を焼いている…?



太宰さんに依頼が解決するまで危ないと言われたから




……?


『太宰さん…??』


「どうしたんだいA?」







『依頼は…???』


「あぁ……うん……来月には解決し__


『今直ぐでお願いします。
…と云うかその前に国木田さんに怒られませんか…』


「そうかもねぇ…まぁ何時もの事だし大丈夫だよ。」


大丈夫…?


…てか時間__8時50分。


『あぁもう良いです!ほら早く!!』


此の話は後で話そう…また誤魔化されそうだが。

太宰さんの背中を押し無理矢理外へ出す。


「……っ寒…ねぇA、抱き合ったらあったか_


ガチャンッ


太宰さんが話し掛ける途中で扉を閉める。



『………疲れた…』



朝一でこれとは一緒に過ごせたものじゃ無い。


____玄関に一人。


『……私…何しよ…』

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , 太宰治 ,   
作品ジャンル:アニメ
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- めっっちゃ好きです (2021年9月22日 5時) (レス) @page20 id: c53e6fc030 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rui | 作成日時:2021年8月4日 11時

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