検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:16,151 hit

11 ページ12

「………!」





…太宰さん、
 すごい目がキラキラしてるんですが……




『しょうがなくですからね?!』





「分かってるよっ!さぁそうと決まれば早いね!
付いて来給え!」






『え、ちょ待っ__ッ




太宰さんに左手首を引かれる。









_____数分後__




「うふふふ…♪」





…太宰さん、かなりご機嫌です。









_______着いたのは綺麗なアパート。



左手首を握られたまま階段を登る。







『………』





「さぁっ着いたよ!」






太宰さんがドアノブに手を掛け、引く。






「どーぞ♪」



『あ、はい、お邪魔します…』





……思ってたより綺麗…かも






『………』





やはり少し緊張してしまう。


今まで誰かの家に行くことも__
況してや泊まるなんて無かったし………




「なぁにA?もしかして緊張しちゃってる?」



『………ッ い、え…まぁ……』








急に後ろから抱きつかれる。

口が丁度耳元に来る___







『離して下さい……』



「A、なんかいつもより声小さいね?」





『…………ッ』









緊張してるの、バレてるなぁこれ………





「さて、寒いし上がって上がって〜♪」


『あ、はい……』






背中を押され廊下を歩く。


入ってすぐ目に入ったのは……




〈楽に!直ぐに!自"殺百科__

〈今すぐ逝きたい方向け!メジャーなものから__






テーブルの上に積み重ねられた本達。




『…………』





まぁ、そうだよねぇ……
太宰さんだもの……




「もしかしてAも興味ある____



『無いです。』




「………」




『心中もしませんよ?』





妙に目がキラキラとしていた為釘を刺しておく。




……これで当分は__






「私は諦めないからねAッ!!」





大丈夫では無い…な、うん。



急に太宰さんがはっと前を向く。


…如何やら太宰さんは何かを思い付いたようで。




「今からお風呂で溺れ死ぬというのも__

『やめて下さい!!!』




太宰さんはまた何か考え___





「じゃあAが止めに来てくれ給え‼︎」









…………そう言ったのだった。






…………









『はい???』

12→←10



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , 太宰治 ,   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- めっっちゃ好きです (2021年9月22日 5時) (レス) @page20 id: c53e6fc030 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Rui | 作成日時:2021年8月4日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。