【イナゴ】マンガ家少女と少年たち～男子校はいろんな意味で危険です...～ (ページ16)

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アイデア１５　やっぱり、危険そうな人って危険そうなオーラだしてますね（ﾟ▽ﾟ）ページ16

「次は、3年生のところかぁ～」

一年生の教室を見回って、次は、3年生教室へと向かう。

うん...。

緊張しています。

先輩、しかも男子の！！
怖い人が絶対いるよ～...

1年生は、みんな可愛い子が多かった。
母性本能をくすぐりますなぁ..(*´∀｀*)

「ここが三年の教室があるところ」

「３階なんだな、上が理事長室とかねw」

そうこうしているうちに、3年教室についてしまっていた。

神童くんが、失礼します、といってドアを開ける。

その声に気づいた何人かが、どうした？と聞いた。

案外、普通だな...。

「うちのクラスに転校生が来たんです。
だから、学校案内に回ってるんですよ」

「あの、桐谷桃矢です！よろしくおねがいします！」

「あぁ！噂には聞いていたが、随分と可愛いヤツじゃないか！！
よろしくな！」

急いで下げた顔をゆっくり上げた。

(;ﾟДﾟ)!

俺は、驚いた。

なななんと、ブロッコリー頭の人がいたからだ。
こんなの、おばちゃん以外見たことないのに...。

けど、声音はなんていうか、おおらかな感じで
親しみやすそうだった。

ふと、周りを見渡していた。

すると、

目にとまった人がいた。

...あの、危ない人だ...。

その人は、足を机において後ろの人と、喋っていた。

その時、

俺の視線に気づいたのか、向こうもこちらを向き、目を大きく見開いた。

急いでそらす。

けど、気づけばその人は俺のもとに歩み寄っていて

「よぉ」

と微笑んだ。

「あ、はははは...こんにちは」

朝の、意味深な発言もあり、俺の顔は何処か歪んでいた。

「南沢先輩！！あの、どうしたんですか？」

神童くんが聞く。

そうか...このひとは南沢っていうひとなんだ。

すると、彼はとんでもないことをいうのです

「あ、ちょっとコイツ借りていくわ」

「へ？あっ、ちょっ！！！」

突然の出来事に俺は驚く。

南沢先輩は、私の手首を掴んだまま
神童くんが待ってください！というこえすらも無視して

俺を何処かに連れて行ってしまった。