【あんスタ】那木さんはプロデューサー (ページ35)

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那木さんとテストページ35

今日は待ちに待った…いや、別に待ってないが。
来てほしくもなかった中間テスト。

夢の咲では大して重要なことじゃないとは思うけど。

「…お腹痛いので保健室に……。」

椚「どうせ仮病でしょう。大人しくテストを受けなさい。」

ホームルームに出たら逃げられない状況になりいよいよ一時間目。

夢の咲…アイドル養成学校とはいえ勉学を疎かにして良いわけではない。

特にプロデュース科は新設して間もない。
しかもゲームでいうとテストプレイみたいな感じで本格的に始動するのは来年から。
そのせいで専門科目やらが不充分…らしい。

椚「プロデュース科の生徒はこの学期ごとの考査と授業態度、普段のプロデュースやイベント時の活躍などが総合されて成績になります。」

そう、成績はこんな感じでつけられる。

そうなると、私はサボってたりプロデュース気分でしてたりと適当なのでこのような筆記試験で挽回しないと進級できないそうだ。

衣更「あはは、まあ、気楽にやろうぜ。」

苦笑いしながら真緒君に励まされる。

そして3日間の中間考査が幕を開けたのだった。

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「…凛月君は………？」

鳴上「中庭でお昼寝でもしてるんじゃない？」

「え、じゃあ私も～。」

鳴上「駄目よ。」

笑顔が怖かった。