【あんスタ】那木さんはプロデューサー (ページ21)

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那木さんと酔いページ21

守沢「お！お前だな！捻挫したというのは！仙石から聞いたぞ！」

「…ふふふ～そうだ～。この私が捻挫した那木さんだ～。私をガーデンテ」

ここの学園の人達は私に『ガーデンテラス』という言葉を言わせないつもりなのでは。

『ガーデンテラス』を最後まで聞くこともなくわりと雑に私をおぶり走り始めた。

怪我人の扱いじゃない。

「あの～、ガーデンテ」

守沢「よし！保健室だな！任せろ！」

…。

揺れる揺れる…。
くぅ…保健室まではそんなに遠くないはず…。
う…酔うな…酔うな。
いや、ブランコで酔う私をなめるんじゃない…。

___________

ガラッ
そう勢いよく扉が開かれたと思えば笑顔の少年、守沢千秋と顔面蒼白の少女、那木Aがずかずかと保健室に入ってきた。

佐賀美「ようはなんだー。」

守沢「ああ！コイツが捻挫したらしい！」

「うぅぇ、酔った～。気持ち悪…。」

捻挫より酔いの方が酷いのは明白だった。