夏の魔物のせい2 ページ20
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ハルは極端に暑がり！というわけではないけど昔っからどうにも汗っかきな体質らしく。
確かにメンバーの誰よりも先に汗をかきはじめてさぞかし暑そうに顔を火照らせたりもしているし、しかも一度汗が出ると止まらなくなるため、よくヒョンラには心配されて声をかけられていたりもする。
でもハル曰く、ただ他の人よりも、あ、暑いな、と思ってから汗をかくまでが少し早く量も多いだけで、体調にはなんの問題もないらしい。
……ただ、汗っかきであるがためにハルは自分だけでなく周りの人間との距離間について結構気にしていたりする。
ホシ「や、やぁ、ハルヤ？じゃあ、ど、どれくらいだったら近づいていいの、？」
「そもそもその気持ちが暑苦しいからやだ」
ホシ「……あいご……」
と、見ればわかるとおり、夏になっても、……いや、夏こそもっとくっつきたくなるらしい(なんてピョンテな！)ホシヒョンをそう、ガツン！と玉砕させている。
ジュン「ホシ、ハルに悪気はないんだから諦めな？」
ホシ「今年もダメだった……」
ウジ「……まあ、確かにたまに極端だなって思わないこともないけど嫌がられてるならするべきじゃないな」
ホシ「わかってるって。あ〜ハルヤ……汗かいてもかわいいしいい匂いするのに……」
ヤァ、どこまでもピョンテなヒョンめ、と恐らく同じように思ってるであろうウジヒョンと共にジトッとした視線を向ける。
……まあそれは俺も思わないことは無いけど。
そして俺は俺でさりげなくハルに近づいてみる。すぐにパッと鏡越しに目が合って、ん？と首をかしげられる。
「なに？ディノ」
ディノ「んーん、なんでも。ホシヒョンが相変わらず夏はスキンシップとれなくて残念がってるなーと思って」
「……ああ、……んー……、じゃあ代わりにディノがハグでもしてきてあげてよ、ハグ」
ディノ「ヤァ、俺だってやだよ、！」
「ぼやㅋㅋ そんな真剣に怒んないでよㅋㅋ 冗談だよ、じょーだん」
あはは、と俺の反応を見て笑うハルは、汗っかきだから夏は嫌いなんだ、と言う割には、……未だに首筋に汗が流れている割には、なぜか、誰よりも爽やかで。
……とか何とか思っていたら、
「……流行ってるの？マーライオン」
なんて言われて、俺も慌てて口を閉じる、ものの、既にじとーっとした視線を感じてしまったので慌てて元いた場所になんともない顔をしながら戻るしかなかった。
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テイ(プロフ) - ハルカさん» 最高とのお言葉、たいへん嬉しいです！のんびりではありますが引き続きお楽しみいただけますと幸いです。 (2022年5月20日 10時) (
レス) id: 51ed79440b (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - 最高に好みです。これからも楽しみにしてます。 (2022年5月20日 4時) (レス) @page27 id: e5accedd3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mtuzu0043 | 作成日時：2022年4月28日 17時
