#13ー17 ページ18
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大我くんへ
この冬、私が出会った大我くんは
ずるいくらい優しい人でした
そして私は本来ならここに立つ資格すらない
ダメなオオカミちゃんでした
本来なら私はあの月LINEの時に失格していたはずだからです
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【乃々華の月LINEデート】
in 東京スカイツリー 展望デッキ
辺りが暗くなり、スカイツリーも色とりどりのライトで彩られる頃、
2人はシンデレラタイム(脱落発表の日、脱落するメンバーが最後に好きな人と過ごせる時間)で来た展望デッキに居た。
相葉『プラネタリウムの後に来てたんだね』
二宮『思い出の場所だ』
大我「懐かしい〜！」
乃々華「相変わらず景色がすごい綺麗」
大我「あれが東京タワー？」
乃々華「え？違くない？(笑)」
大我「うそ？…あ、東京タワーあっちって書いてあるわ(笑)」
乃々華「天然(笑)」
大我「あ、ここだよね？最後に……」
大我が立った場所はシンデレラタイムの最後に、
大我が乃々華を抱きしめた場所だった。
乃々華「…なんか、思い出が蘇る(笑)」
大我「んふふっ(笑)
なんか恥ずいな(笑)」
思い出の場所で向き合って話す2人
乃々華「あの時大我くんが『待ってる』って言ってくれたのすごい嬉しかったの」
大我「待ってたよ、ずっと、」
乃々華「……やっぱりね、私はもう1回冬が来ても大我くんを選んでたと思うよ」
大我「俺もだよ」
乃々華「…………まって泣きそうなんだけど(笑)」
大我「なんで？(笑)」
乃々華「ごめん……(泣)」
両手で顔を覆い、涙を流す乃々華
大我は乃々華の震える背中をさすっていた。
大我「もしもオオカミちゃんだったらさ……
……あー、やっぱ無し！」
と、俯く大我
大我「…ほら、なんで顔隠してるの？(笑)
せっかくの景色見れてないじゃん(笑)」
乃々華「うん……(泣)」
と、涙を拭う乃々華
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あのとき、私が泣いたことで大我くんは気づいたはずです
それなのに大我くんは
私の涙に気づかないフリをして
私の役を全うさせようとしてくれた
脱落発表で 私に赤い花火が打ち上がったとき
大我くんだけは泣いていませんでした
いや 私がもっと悲しまないように
私の前では泣かないでくれていました
私にはそれが出来なかった
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萌央(プロフ) - 美紀さん» 沢山コメントありがとうございます…！無事完結することが出来ました^^* (2020年10月5日 18時) (
レス) id: a1dc607261 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです完結おめでとうです (2020年10月5日 12時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - 迅速なお返事ありがとうございます。畏まりました。楽しみに待たせていただきますね！大変かとは思いますが、番外編も頑張ってください^_^ (2020年4月6日 14時) (レス) id: d6ac1b19d7 (このIDを非表示/違反報告)
萌央(プロフ) - 陽月さん» 陽月さん、コメントありがとうございます(*^^*)そう言っていただけるととても嬉しいです(T T)すみません、番外編は近日中には公開させて頂きますのでもう少々お待ちくださいませ、！ (2020年4月6日 14時) (レス) id: a1dc607261 (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - コメント失礼致します。完結おめでとうございます。毎日楽しみに読ませていただきました！結末も嬉しくも切なくて涙が出そうでした。そのまま番外編も先日読ませていただいていたのですが、本日の更新通知にてパスワードがついていたのですが、配布はされていますか？ (2020年4月6日 14時) (レス) id: d6ac1b19d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌央 | 作成日時：2020年4月3日 12時
