【SixTONES】月とオオカミちゃんには騙されない。3

#8ー06 ページ17

.

【大我の月LINEデート】



雨の中、傘をさして乃々華を待つ大我




櫻井『これだけでめちゃくちゃ絵になる』
二宮『雨の日でも綺麗だわこの人』




大我「あ、」

大我がふと目をあげると目線の先には乃々華が。



乃々華「お待たせしました」

大我「全然大丈夫、来てくれてありがと」

乃々華「こちらこそありがとう(笑)」

大我「じゃあ、行こ？」




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

in 原宿 リシュー



乃々華「え、3Dのラテアートと2Dのラテアートが選べるんだって！」

大我「え、やばい。自分で選んだけど想像以上にすごいカフェだった(笑)」

乃々華「本当に凄いよ〜(笑)」


メニューに感動しつつ、2人は2つのラテアートを注文。



乃々華「わ！すご〜い……可愛い…！」

運ばれて来たラテアートは
3Dのラテアートで作られたオオカミと、
2Dで描かれた月のイラストだった。



大我「これ飲めない。勿体なくて(笑)」

乃々華「なるべく崩さないように……(笑)」

大我「あ〜！オオカミが…(笑)」

乃々華「え？あ、やばい(笑)1口目で崩れた(笑)」

大我「俺の月もっとやばいから大丈夫」

乃々華「イラストが原型を留めてない(笑)」





そんな中、大我が口を開く。

大我「あの…なんていうか…ずっと乃々華ちゃんの気持ちを知りたくて。だから、今回月LINE使いました。」

乃々華「うん…そう、だよね」

大我「北斗が好きなら、応援する。
邪魔もするけど、(笑)乃々華ちゃんが好きだから

だから、本当の気持ちを教えて欲しい。」

眉を下げて、少し俯く乃々華

大我「なんでも受け止めるから、言ってみ？」



乃々華「本当に、都合のいい、虫のいい話になっちゃうんだけど…やっぱり、大我くんが好き。
この前の買い出しとか、今回の月LINEで改めて思った。
本当、ごめん、」

と、俯いたまま言った乃々華



その頭をぽんぽん叩き、

大我「ありがとう…
乃々華ちゃんが謝る必要無いから、ね？大丈夫」
と優しく諭す大我



乃々華「うん…北斗くんは、やっと区切りがついたかなって思う」

大我「そっか、しんどかったよね、」



乃々華「ねえ泣いちゃう(笑)」

大我「泣くな〜！(笑)」

と乃々華の頭をわしゃわしゃする大我



少し目の赤くなった乃々華もようやく笑顔を取り戻した。




.

#8ー07→←#8ー05

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す