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39 HAPPYBIRTHDAY to U。 ページ40

センラ宅に寄って2人と合流し、渉くんの家に着いた。

「いらっしゃい」

「お邪魔しまーす!!」

ご家族にも手伝って頂いて、ケーキや料理を並べる。

「いえいえ。そろそろ渉呼んでくるか」

そう言って、お兄さんは2階の渉くんの部屋に行った。

「みんな、プレゼント用意しろ!」

「いや、お前らそれ何」

さかたんが、さっき買ったたぬきの包みを指差す。

「これはまぁ」

「後で分かるよ」

2人で笑い合ってたとき、渉くんが姿を現した。

「どっ、どしたの?みんな揃って……」

「うらさん!!」

「HAPPYBIRTHDAY!!!!」

あはは、渉くん凄い顔してる〜。

「え、何?どういう事?」

「みんなでサプライズしたくてな!色々作ったし、プレゼントも持ってきた!」

それぞれ、個人からのプレゼントを渡した。

「あっ、ありがとうございます……」

「まだ、あるんですよね〜」

「みんなからのプレゼント!」

「Aと志麻くんが買いに行ってくれました〜」

「じゃ〜ん!」

「え、なになに。デカいんだけど」

「開けてみ」

「えぇ……?」

ドヤ顔でプレゼントを渡す私と志麻。そして、やや困惑した様子で包みを剥がす渉くん。

「うわぁああああ!!!」

開けた瞬間、発狂。

「えっ!可愛い!!何これ!デカい!!うわぁ!えっ!嬉しい!あぁ!好き!大好き!!うわぁあ!!」

「……想像以上のリアクション来たな」

「ネタ枠なんだけどなぁ」

他のプレゼントそっちのけで巨大たぬきに頬ずりする渉くんを何とか引き剥がし、誕生日パーティー開始。

「たぬきぃ……」

「また後で。先にご飯食べましょ」

「んん……。……あっ、これうまい!すげぇ!美味しい!!」

「それ、俺が作ったんやで」

「センラ流石!すごい!!」

あぁ、さっきのたぬきのせいで渉くんが完全に幼児化してる……。

食べ盛りの男子高校生4人+渉くんのお兄さんのお陰で料理はすぐになくなった。

「ケーキケーキ!!」

「ケーキは俺が作ったんやで〜」

「坂田すげぇ!」

「渉がここまではしゃぐの、いつぶりだろうな」

お父さん、それはたぬきの仕業です。

ケーキも綺麗に平らげ、みんなで後片付けをした。

「プレゼント、いいやつ選べたな」

「大当たりだったね」

40 たぬき。→←38 プレゼント。



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りん。(プロフ) - 瑠那さん» 読んで頂いてありがとうございます!!苗字、固定になってないと思うのですが…?? (2018年12月25日 0時) (レス) id: 06cbca279d (このIDを非表示/違反報告)
瑠那(プロフ) - 苗字がたまたま私のリアルの苗字と一緒で、すごく奇跡を感じながら見ましたw (2018年12月24日 19時) (レス) id: 2dfbc27317 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サク | 作成日時:2018年12月17日 1時

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