2 帰り道。�� ページ3
志麻を除く3人と並んで駅に向かう。
「え、あの人達何」
「かっこい〜」
すれ違いざまに他校生が噂してる。
こんな人々と一緒に帰ってるってだけですっごく気が引ける……。
「……まーしぃの奴、また新しい彼女かよ」
渉くんが不機嫌そうに言う。
「モテる男はしゃーないなぁー。ほんまにもぉ〜」
いや、さかたん。あんたもモテる男の分類だろーが。無自覚天然たらしめ。
「あんな取っ替え引っ替えばっかりしてたらそのうち刺されるよ、あいつ」
「A怖ぇよ。……にしても、何であんな可愛い子ばっかつかまえれるんだろ」
渉くん、嫉妬してるねぇ〜。
そんなに彼女が欲しいんだろうか。
「綺麗な脚してはったし。髪はロングやったけどね」
「さらさらロングストレートは正義っしょ」
「くっそ〜、まーしぃと俺と何が違うんだよ！！」
「身長やろ」
「身長ちゃいます？」
「身長だね」
3人同時に言われてこの上なく落ち込んでる渉くん。
浦「んなっ！！全員同時に言わなくていいだろ！しかも、まーしぃと俺そんなに変わんねーし！Aに関しては俺より小さいくせに人の事言えねーだろ！！」
「いや、私は女の子だし」
女子でこのくらいの身長は至って普通ではないだろうか。
「えっ、女の子なの？？」
「いや、そっちこそ失礼じゃない！これでも女子だよ！！」
「んー、Aちゃんいちいちうるさいもんねぇ。外見も中身も女の子とは程遠いわ」
「うるっさいなぁ蹴飛ばすぞ！？」
「そう言うとこや。あぁ、あと胸が小さ」
「そろそろほんとに黙れ」
「やめたれ2人とも、レディにそんなこと言うたらあかんで！な！」
優しいさかたんが2人を止めに入ってくれた。君はいつからこんな紳士な台詞言えるようになったの。
「えっ、レディ？？はてさてどこに……？？」
「俺らには見つかれへんなぁ〜」
「Aは女の子や。生物学上女の子なんや」
「生物学上って……」
この前生物のテスト赤点だったのってどこの誰だっけなぁ。
「胸小さいのは否定できんけどなぁ。……うわぁ！ごめんて！！冗談やん！なぁ、怒らんといてやぁ〜！A〜！！」
逃げるさかたんを追いかけて、また走る。
お陰でお腹もしっかり空いて、美味しくパンケーキが食べられました。
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りん。(プロフ) - 瑠那さん» 読んで頂いてありがとうございます！！苗字、固定になってないと思うのですが…？？ (2018年12月25日 0時) (
レス) id: 06cbca279d (このIDを非表示/違反報告)
瑠那(プロフ) - 苗字がたまたま私のリアルの苗字と一緒で、すごく奇跡を感じながら見ましたw (2018年12月24日 19時) (レス) id: 2dfbc27317 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サク | 作成日時：2018年12月17日 1時
