青と青の出会い (ページ21)

今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:7,153 hit

敵と味方2　同居？同棲？ページ21

side ﾙｰﾌﾞ

や、やっとついた…

スカイさん歩くのの速すぎ…疲れた…

でも、そんなことより
去り際に言ったあの台詞…
俺の邪魔はするな？ドーレに何かあったら許さない？

そんなの…
「やっとついたぁ！カイちゃんてば歩くの速すぎ！！」
「僕もそう思っていたところです！」
「うるせぇよ。それよりかてめぇわかってんだろうな」

え？？

「依頼内容だよ」
「当たり前じゃないですか！」

ランソオから依頼人を守り、消すこと！

「言っとくがランソオはころさねぇからな。」
「え！？」
「やっぱり分かってねぇ。いいか、排除すると言っただろ」

だから、消すんじゃ…

「んな、無駄なことしてる暇は俺たちにはない。」
「え？どう言うことですか？」
「あぁ？…そうかてめぇはランソオ知らないんだったな。」

ランソオ…

「私が教えてあげるわ！」
「生きてたのか」
「生きてるわよ！というか、せっかく私がこうして飲み物用意しに行ってあげたんだから感謝しなさい！」
「そら、どうも」
「ありがとうございます！」
「やっぱりルーブちゃんは可愛いわね！じゃあ、ランソオの説明するわね！」

こうして、ドーレさんのランソオ講座が始まった。

と、思ったら

「カイちゃんどう説明したらいい？」

１０秒で終わった。←

「はぁ！？アホか」
「そんなぁ！」

ごめんなさいドーレさん。
さすがに僕もそう思いました。

「はぁ…これでも見とけ」ﾄﾞｻｯ

うわぁー何この資料の山

「全部ランソオに関するものだ。読んどけ」
「はーいできたら読んどきまーす」
「強制だ。読め」

うぇー面倒だなー

「明日、読んだかどうかテストしてやる。」
「え！」
「え！じゃねぇよ。80点以上とれなければ…分かってんな…？」
「ひぇぇぇぇぇぇぇ！」

「じゃっ、今日は解散にしましょ！」
「あぁ」
「そうですね！」

「ドーレさんは家どこなんですか？」
「え？私はここよ」
「えっここですか？」
「あぁ、ここは事務所兼自宅みたいなもんだからな」
「ドーレさんの自宅…そして、スカイさんの自宅…」

ていうことは…

「いいか、変な妄想はするなよ」
「…つまり、同棲ってことですか！？」
「「ちげぇよ！/ちがうわ！」」
「そんなに否定されると気になりますねぇー」
「変な妄想はよせと言っただろ」
「そうよ！ルーブちゃんおかしなこと言わないの！」

あやしい……