第87話「決死の作戦」 ページ43
でもダメだ、「みんな大差無いわ、等しく底辺です(鼻ほじ)」なんて言ったらきっと私のセ○ム契約が解消される。
ただでさえニートなのに私のセ○ムじゃなくなったら彼らの存在価値が消えてしまう。ソンナノゼッタイダメダー!
「さて、完全に蚊帳の外にいるカラ松兄さん。貴方はどう思いますか?」
「フッ、そうだな……俺の自慢のbrother達はみんな個性が強いから迷うな」
「そういうお前も個性の爆発物みたいだよ……アッ何でもないです」
「まあAの中で一番は勿論俺だからな。俺もAを愛してるぜぇ〜〜?バーン!」
「何言ってんだこいつ(何言ってんだこいつ)」
「ンン〜?何か言ったか、My sweet honey?」
「何も言ってないし私はお前のハニーじゃない」
真顔でそう言ってみるも、全く照れ屋だなAは〜コノコノ〜〜と頰をツンツン突かれた。
誰かこの指を今すぐ反対方向に折り曲げてくれ。金はやる。大金をやるから。
ついでにこの手錠の鍵も誰か奪ってくれ……って、あ。いい方法思いついた。
その辺にあった新聞(赤ペンで何か書かれているから多分競馬新聞)を掴み、未だ頰を触ってくる次男にバレぬようコソコソとペンで書く。
手錠がかかってるからめちゃんこ書き辛い。
すっげー汚い字になっちゃうけど、まあ一応読めるし良いだろ(適当)
そして、さり気なく次男の正面に回り、私の後ろにいる次男を除いた兄弟達に分かるよう書いた紙を見せた。
(その際「あってめ、それ俺の競馬新聞じゃねーか!!」とおそ松兄さんがキレていたが無視。分かって敢えて使ってんだよ察せよ。)
【次男から手錠の鍵を奪取せよ。さすれば我がランキングの上位に立てるであろう】
……なんだかRPGゲームに出てくる上から物を言ってくる王様のような書き方になってしまった。
気付いた奴らが後ろでゴソゴソ動く音が聞こえる。「え?何これ?」とか私の気持ちに構わず大きい声を出してるがヤメロ!バレないように努めろよ!
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こま - シンプルに言って好きです!カラ松のちょっと病んだ系のギャップえぐすぎて口から内蔵でましたwガチ、永遠に続いてほしいです!すべてが完璧すぎてもう毎日満面の笑みで一日を過ごしています!w続き楽しみに待ってます!!! (10月25日 19時) (レス) @page43 id: aa7af232a4 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - めっちゃ好きです!!れお願いします!!!続き待ってます!!! (8月30日 22時) (レス) id: a39746ca53 (このIDを非表示/違反報告)
桃 - 超おもろい………続き待ってます!!!! (5月20日 23時) (レス) @page43 id: 4a7b17e5bc (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 続き待ってます···! (2022年4月7日 22時) (レス) id: a82882ac10 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらっち - 本当にもう好きすぎます... (2022年3月27日 1時) (レス) @page43 id: ab3ad11547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱんこ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年3月28日 16時