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第虚壱話「藍白の刀」 ページ4

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長い時間かけて家に帰れば、家の前でずっと待っていたらしい師範殿が走って来て私と善逸くん諸共抱きしめて来た。

「良く帰って来た!!」と泣きながら言われた為、私も若干涙ぐみながら「ただいまです」と返した。
隣の善逸くんは最早ボロ泣きである。



…あ、入り口に獪岳くん居る。こっち見て何か言い……「良く生き残れたな」?あったぼうよ!!生き延びれなかったら君らの食生活やばかったんだぜ?








そして特にフクロウから指令を受ける事も無く、またひたすら鍛錬を重ねていたところ、とある人が訪ねてきた。


刀が届いたらしい。







「ウワーッ刀身の色が変わった。しゅごい」

「ほう、これはまた見事な……」



迦羅笠(からがさ)さんと呼ばれる私の刀を打ってもらった人から、受け取った“日輪刀”をまじまじと見つめる。

ただの銀の輝きを放っていた刀が、私が握った事により見る見る色を変えて……今は綺麗な白色になった。迦羅笠さんが言うに、これは藍白(あいじろ)色だと言う。


白の中に、僅かに混ざった蒼の色。



「藍白は別名「白殺し」とも呼ばれているが、これは上手く調合されているなぁ不思議だ」

「えっ白殺し?何それ物騒……色が殺しにかかるとは」

「君が思う様な直接的な意味ではない。白の清々しさを少しでも永続させる為に蒼を差すのだ。真っ白では真っ直ぐ太陽の光を反射してしまうからな……それだと眩し過ぎるだろう?」

「ほう……成る程」



つまり白を抑える為に「殺す」のか。
なるへそふむ、納得したようで納得した。

有難や……と頭を下げ、丁寧にお礼を言えば「刀は丁重に扱うべし」と言われ頭を撫でられた。



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第虚弐話「君への背負い投げ」→←第虚話「圧倒的お兄ちゃん力」



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設定タグ:鬼滅の刃 , 原作沿い , 転生   
作品ジャンル:ギャグ
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ぱんこ(プロフ) - みしろさん» コメ有難うございます!神ではないんです、ただただ妄想を吐き出すのが得意な一般ピーポーなんです…(〃ノωノ)更新頑張ります〜〜! (2019年7月21日 17時) (レス) id: 3e4c0c522b (このIDを非表示/違反報告)
ぱんこ(プロフ) - ほにゃさん» コメ有難うございます!私の作る小説は悉くキャラが病んでいくので不思議ですね!笑 これから彼をどう動かそうかちょっと悩んでます…( ˘ω˘ ) (2019年7月21日 17時) (レス) id: 3e4c0c522b (このIDを非表示/違反報告)
ぱんこ(プロフ) - 黒酢さん» コメ有難うございます!キャラの性格を掴むのには苦労しました…炭治郎冷たいですか?笑 自分では全く分からないです(゚-゚;)これからはもっと優しいキャラにしていきます!笑 (2019年7月21日 17時) (レス) id: 3e4c0c522b (このIDを非表示/違反報告)
ふーゆず(プロフ) - 善逸ゥ!ゴボアゴボン”ン”(吐血音)最高かよ…ッ! (2019年7月20日 19時) (レス) id: 63500bc6f8 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます。テンポ良く読みやすいです。貴方様は神か……(合掌)陰からひっそりと応援しております!!!!! (2019年7月20日 12時) (レス) id: 509e58e731 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱんこ | 作成日時:2019年7月15日 16時

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