金髪君に散々貢いで貰ってたら、いつの間にか形成逆転されかけた話。参【鬼滅の刃】

无陸、『キキカイカイ』 ページ18

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此処は現代で言う病院的な所だよな。それか診療所。
なので患者さん、もとい怪我を負った鬼殺隊員の人がその辺にいる。

正直な話、私は他人と話す事が苦手である。コミュ障乙と言われても仕方ない。他人とのコミュニケーション取れないよぉ〜ふぇぇ……()系女子なので、無闇に彼らと関わらないでおこう。
巡り巡って、鬼殺隊員の噂を辿ってアイツに知られるのが一番怖いと言うのもあるけれど。


お手伝いが無ければ極力部屋から出ない。しかしお手洗い等の理由で屋敷内を歩いている際、廊下で知らない男性とバッタリお会いしてしまった時は滅茶苦茶に凝り固めた笑顔で「御機嫌よう、うふふ」と何処ぞの貴婦人かと思える程変な口調でお辞儀をし、足早に去った。




そしたら何故か、「屋敷内に未亡人がいる」という噂が立った。

なんでやねん。











「おい、お前が「ミボージン」か！！」

「いえ違います……あの、手を御離しになって……」



いや〜〜〜ん助けて〜〜〜〜(白目)



廊下をてちてち歩いてたら
猪の頭を被ったムッキムキの人間に
「お前ミボージンだろ」と言われて手を掴まれたで候。


今北産業。しっかりした説明で終わり。
なので解放して頂けると嬉しく思以下略。



「この屋敷に「ミボージン」って呼ばれる奴が居るらしいな！！響きが強え感じするぜ、勝負しろ！！」

「馬鹿かお前は」

「は？」

「いえ、おほほ」



口に手を添え、御上品に「うふふ」と笑う。
お前の知能指数どうなってんだ、とは言わない。ただただ愉快だとばかりに笑うだけ。

未亡人イコール強え奴って勘違いするお前の脳は一体どうなってんだ解剖させろ、って言ってみたいもののそんな資格とか持ってないし何なら実験用マウスしか解剖した事ねーよ。アッ懐かしい思い出がまた一つふわりと……あんま良い思い出じゃ無かったけども(スプラッタ)



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実験用マウスでアレコレは実話。

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