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第佰近参話「ぱちん。」 ページ6

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「危険だぞ、天夜少女達!いつ鬼が出てくるかわからないんだ!」



いや私巻き込まれてるだけなんですが〜〜〜!!!
なんか私が先頭に立って暴れてるみたいな言い方やめろ!!そんでやっぱりアンタのその目はどこ向いてんだ煉獄さん!!!

そんな彼の隣に座った炭治郎くんがやっとこちらの騒動に気付き、「何してるんだお前たち!」と遅れて叫んでいたがおっせーーよ!!煉獄さんと真剣な話してたから仕方ないとは思うけどもっと周りに目を配ってくれよお兄たま!!



「……って、え?鬼?」

「えっ嘘でしょ!?鬼出るんですかこの汽車」

「出る!」

「出んのかい嫌ァーーッ!!鬼の所に移動してるんじゃなくここに出るの嫌ァーーッ俺降りる!!」



そしたら今度は善逸くんに「降りようAちゃん!!!今すぐ!!!」と腕を引っ張られ……モォォォやめてよ!!!さっきから私の事なんだと思ってんだお前ら!いい加減首と腕が引き千切れてもおかしくないんですが!!



「短期間のうちにこの汽車で四十人以上の人が行方不明となっている!数名の剣士を送り込んだが全員消息を絶った!だから柱である俺が来た!」

「(ああ、だから煉獄さんはここに居たのか、)グエッ」

「はァーーッなるほどね!!俺たち降ります!!」



いのっちに未だ首を掴まれた状態で善逸くんが無理矢理腕を引っ張るもんだから頸動脈が圧迫されて正直死ぬ。多分数分もしないうちに死ぬ。


助けてくれ……と手を伸ばした矢先、誰かが掴んだ感覚がした。

前を見る。駅員さん……?いや、車掌さん?とにかく知らない誰かが、私の手ではなく握られてた切符を手に取った。



「切符を…拝見致します……」



……声小せえ!!この状況でよく己の仕事を全うしようとしたな!!それならこの惨状をどうにかしてくれよ車掌さん!!助けてくれ!!!てかなんでアンタそんなに大きな隈を作って………





ぱちん、と、音がした。



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第佰近肆話(それはとある日常の、)→←第佰近弐話「飛び降り未遂」



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設定タグ:鬼滅の刃 , 原作沿い , 転生   
作品ジャンル:ギャグ
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はる - やば、めっちゃ最高…!!ゆっくりでいいので更新待ってます‼ (1月30日 19時) (レス) id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
まる - ここで更新停止かぁ… (2021年9月29日 23時) (レス) @page28 id: 87d8813e38 (このIDを非表示/違反報告)
お酢 - 更新楽しみに待ってます!!!更新頑張ってください!!! (2020年10月22日 21時) (レス) id: e1ff724525 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆粉 - 応援しています。更新を楽しみに待ってます。 (2020年10月10日 21時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
さくらのん - 面白いので、更新停止されてて悲しいです。 (2020年8月3日 12時) (レス) id: 7e097f90aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱんこ | 作成日時:2019年8月12日 21時

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