ヒロインに恋して【スーパー戦隊】【仮面ライダー】 (ページ10)

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スマイル ( 楼山早輝 / ゴーオンジャー) ページ10

＊ゴーオンジャーのリクエスト開始はもう少々お待ちください…！単に専門学校入学して不安すぎる作者の妄想です…！＊

♪♪♪♪♪♪♪♪♪

とある春の日。
私、Aは幼馴染である早輝ちゃんと一緒にカフェで話していた。

『ああ……もうすぐ入学式だ……不安すぎるよ〜！』

紅茶を飲みながら私は言う。
その様子を伺いながら早輝ちゃんは微笑んだ。

「そっか、Aももう高校生かぁ！昔は私の後ろちょこちょこ着いてきてたのにっ！」

可愛いよねぇ、と呑気に呟きながらケーキを口に運ぶ早輝ちゃん。

『呑気すぎだよ……あと、ただでさえ人前無理なのに……自己紹介もするなんて！』

そう。
入学式の後、クラスで自己紹介をする。
何を言ったらいいのかわからないし、緊張してしまうのだ。

「Aは昔からあがり症だもんね。でも、小学生の時に、卒業挨拶とか頑張ったじゃん！」

『ううう……』

確かにそうなんだけども。
てかあの時は何度も早輝ちゃんが練習付き合ってくれたからで。

「重症だなぁ〜」

そう言って俯いている私の髪を撫でる早輝ちゃん。
そして私の頬をむに、と摘み──

「ほら！スマイルスマイル！笑顔でいけばなんとかなるなる！！」

『早輝ひゃん……』

そうだ。
少しだけ、笑顔で頑張ればいける、と思う。

『……早輝ちゃん、頑張ってくるね！』

「Aなら出来るよっ！」

その後、早輝ちゃんは自己紹介練習に付き合ってくれました。
ありがとう、早輝ちゃん。