ヒロインに恋して 【スーパー戦隊】【仮面ライダー】

ハロウィンナイト ( ベロバ / ギーツ) ページ22

ハロウィンってことで最推し書かせてください！
リクは次回から消化致します…





『ベロバちゃん、ハッピーハロウィン〜〜！』

私はそう言いながらベロバちゃんに抱きつく。
そう。 今日はハロウィンだ。 二人でハロウィンを楽しむ予定なの！

「……全く、何が楽しいのかしらね、ハロウィンなんて」

明らかにつまらなさそうにジェリービーンズを齧るベロバちゃん。
いやいや、もっと楽しもうよ〜！
お菓子もせっかく作ったんだから！
今日は市販の物以外にも、私が作ったものもある。
ベロバちゃんに食べてもらえるから、ちょっと気合いいれたんだけどなぁ。
私が少ししょんぼりしていると、ベロバちゃんは。

「まぁ、Aの手作りは魅力的よ」

クッキーを一つつまみながら呟いた。
ベロバちゃん……！

『ベロバちゃんもう好き……』

「A……何言ってるのよ、急に」

『あ、つい』

「ほんと、可愛いわよね」

そう言いながらベロバちゃんは私を抱きしめる。
暫し見つめ合い、唇が触れ合う。
何度か重なり、唇は私の耳元に近づいてきた。

「A、Trick so Treat」

『……え？』

意味がわからず困惑していると──

「だから、今夜はたっぷり悪戯させなさい」

その言葉と共に、私は押し倒された。


Trick so Treat=『お菓子くれたから悪戯する』

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