ある日の始末屋さん、 (ページ6)

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プリン≪黄≫ ページ6

ソフィーside

昼ご飯の後、ガムと一緒に稽古場で稽古していた。１５時までやった後には楽しみが待っている……それまで頑張らんと。

橙「よし、と。これで終わりにしますか」

ガムがそう言ったのを聞いて、私は時計を見た。

ちょうど１５時……よし、食べれる。

私は大きくうなずいて稽古場を出た。

白「プリン、プリン、プリン～♪」

そう歌いながらホールに行って冷蔵庫を開けた。

プリン、プリン……あれ？ない……。

黄「なに探してるん？」

声が聞こえた方を見ると、空の牛乳瓶とスプーンを持ったエースがいた……その牛乳瓶、私が買ってきたやつ。

橙「エース、それ……白「エース！！」」

私はガムが壁に立て掛けていた棒を手に取り、エースに向かって振り回した。

黄「ちょっ、なんやねん！？」

エースはそう言って横に避けて長いソファの後ろに行った。私はそれを追いかけてまた棒を振り回した。

青「おわっ！？なに……」

赤「なにをしとんねん……」

黄「トッポ、アーセナル助けて！！」

ゲームをしながら歩いて来たトッポと髪をかきながらやって来たアーセはエースと一緒に避け、エースを掴む。

私は間合いを取って棒をエースに向けた。

黒「騒がしいな…今度はなんや？」

そう言って、マックもリビングにやって来た。

橙「ソフィーのプリンをエースが食べてもうたんよ」

黒「えっ、プリンってあの散歩の帰りに買ってきたっていうプリン？」

白「そう、しかも限定のプリン！！」

私がそう言って棒を振り回そうと前に出ると、２人に引っ張られた。

青「なんで甘いものを普段食べへんのに、食べたん？」

黄「外走って来たから腹減ってたんやもん！！」

赤「だからってお前な……」

アーセはため息をつきながらもトッポと一緒にエースをおさえていた。