ある日の始末屋さん、 (ページ26)

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ジョニーside

緑「ただいま」

店のドアを開けると、電気がついていただけで誰もいなかった。

俺はソフィーを奥の長いソファにゆっくり降ろして、キッチンで水をコップに２つ汲んだ。

１つはその場で飲み、もう１つはソフィーに渡す。

緑「ホンマに酔ってるやろ？水飲んで覚ましや？」

ソフィーは少し起きて水を飲んだ……あんまりすっきりしてへんな。

緑「水、俺にちょうだい？」

俺がそう言うと、ソフィーは寝たまま腕を上に伸ばしてコップを渡してきた。

俺は左手でコップを受け取り、１口含んだ。

すぐさま右手でソフィーの後頭部を掴んで、口づけをする。

んっ、と苦しげにゴクッと飲んだのを聞いて、もう１回同じことをした。

緑「少しは良くなった？」

ソフィーの口から溢れ出た水滴を拭きながらそう言うと、ソフィーは首を横に振った。