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ほろりメロディー≪橙≫ ページ15

ソフィーside

なぜか多くの人が襲ってくる。

私は突きをしたり、投げたりしてさばいていく……今日は依頼人から情報をもらうだけなはずなのに。


白「この部屋にはいないっと」


私はスーツを直して歩き始めた。

すると、後ろからガッという音が聞こえた。

振り向いてみると、仮面をしたガムがナイフを持った男を倒していた…その男はさっき私がやっつけたはずの人だった。


橙「もう大丈夫です……次の部屋に行きましょう」


ガムはそう言い、私の背中を叩いて部屋を出ていった。




違う部屋にいたマックとジャッキーと合流し、1番上の部屋のドアを開けた。

高そうな椅子に座っている男の両脇にそれぞれ3人の屈強な男がいて、こちらを見ていた。

真ん中の男が指パッチンをすると、両脇の男達が襲ってくる。

私とガムは目を合わせてお互いにうなずくと、相手に立ち向かった。


男1・2「オラッ!!」


殴りかかってきた男のパンチを互いに避け、私は後ろ回し蹴り、ガムは棒で相手の背中を突き、マックとジャッキーに任せた。


橙「ソフィー!」


ガムはそう言って私に棒を投げた。

私はパシッと受け取り、次の相手に向ける。


男4「せいやっ」


そう言って私の顔と胸を突こうとするのを棒で払い、みぞおちに棒を突き、そして、棒を横にスライドさせて腰を突く。

その男は壁にぶつかり、倒れた。


白「ガム!!」


今度は私がガムに棒を投げた。

ガムは受け取ると、クルクルと棒を振り回した……やっぱり似合うな。


男6「よそ見してんじゃあねぇよ!」


そう言って男は私の顔にパンチを打ってきた。

私はひょいと身体を縮めて避け、みぞおちを勢いよく突いた。

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作者名:明日 x他1人 | 作成日時:2016年2月15日 20時

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