「あの男には気を付けて」 (ページ1)

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はじめましてページ1

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「…今日からよろしくお願いします、」

担任「うん！こちらこそよろしくね！」

「…」

担任「緊張してる？(笑)顔引き攣ってるよ」

「はい、物凄く、、」

担任「あはは！大丈夫大丈夫(笑)うちのクラスの子達ならすぐ馴染めるからね」

親の仕事の関係で日本から韓国の学校に転校することになったわたし。日本にいる頃は韓国語なんて触れたことなくて転校が決まったときにやっと勉強を始めたぐらい

担任の先生、優しそうでよかった…

担任「ここが今日から入るクラスよ。いい？リラックスよ〜深呼吸してね」

「…はい、」

担任の先生が扉を開けると賑やかな声が聞こえてきた。「席について〜」と言いながら教室に入っていく先生の後ろを下を向きながら着いていった。

担任「はい。この前から言ってた通り今日からうちのクラスに転入生が来ました。じゃあ自己紹介お願いできる？」

「えっと、日本から来ました。神崎 Aです、よろしくお願いします」

担任「日本から来たばっかりだからみんな助けてあげてね。じゃあAさんは空いてる席に座ってね」

私の席は窓から2番目の一番後ろの席だった。やっぱり一番後ろが落ち着くからラッキー

そのままHRが終わるとぞろぞろと動き出すクラスの子達。私は俯いたままでいると肩をポンポンと叩かれた

？「ねえねえ日本人なの？」

？「質問がおかしいでしょ。韓国人に韓国人なの？って聞いてるのと一緒だよ」

？「あは、そうだね」

「？？？」

ユナ「私ユナ。で、この子はイェリ Aって呼んでもいい？」

「あ、はい」

イェリ「〖よろしく〗」

「？！に、日本語……」

ユナ「ああ(笑)この子のおばあちゃんが日本人でね昔から日本語に馴染みがあって得意なんだって」

イェリ「全部説明するな」

「そうなんですね、、」

ユナ「韓国語上手だね！あ、やばい。また後で話そうね」

イェリ「〖分からないことがあったらなんでも聞いてね〗」

「〖ありがとうございます〗」

イェリ「〖タメでいいよ〗」

ユナちゃんとイェリちゃん。対称的な二人だけど仲良くなれそう、、な気がする

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