インターン ページ14
「じゃあふたりとも元気でね」
ホークスとまたしばらくお別れ。
あ、なんか寂しくなってきた。
「泣きそう？」
「んーん」
見透かしたような表情でそう聞かれて首を横に振った。
泣きそうだけど。
「Aはどこででもうまくやれるよ」
ホークスの言葉に大きく頷いた。
「わかってるよ、でもどこに行っても私のナンバーワンはホークスだから」
「はは、知ってるよ」
ホークスの手が頭に乗る。
私を見る時の優しい目も頭を撫でる優しい手も忘れることなんて出来ない。
「じゃ、行こっか常闇くん」
「そうだな」
昔の片思い。
・
「たっだいま〜！」
寮に帰って声を上げるとめちゃくちゃいい匂いがした。
これはもしや…砂藤くんのシフォンケーキなのでは！？
「お、帰ったか！ちょうど今焼けたとこだ」
「やっぱり〜！？もう、砂藤くんったら…結婚しよ？」
「手洗って来いよー」
あ無視ですか！？まさかの！
まあいいや、手洗お。
手を洗い戻るとみんなでシフォンケーキ食べてた。
「私の分残ってます？？」
「お、A帰ったんだな！」
「これめっちゃ美味え」
もぐもぐする切島と電気の間に座る。
なんかもっとないの？久しぶりの再会なのに…いやそんなに久しぶりでもないか。
もっと会いたかったよマイハニー♡みたいな…あったらキモいか。
「いただきます」
うん。やっぱ美味しいわ、砂藤くんのシフォンケーキ。
もぐもぐ食べすすめてるとちょっと離れた場所で轟くんと話す出久と目があった。
と思ったらすぐそらされたんだけど。
「あー、お前緑谷となんかあった？」
「え？何もないけど」
「この間から緑谷の様子がおかしくてさ」
この間…電話した日か？？
もぐもぐしながら喋る電気。
「おかしいって？」
「お前の名前とかに反応して顔は赤くなるし挙動不審だし…付き合ったとか？」
「私と出久が？なわけ！」
あれか、電話で大好きとか言ったもんね。
でもその後…出久「うん、ありがとう」って言って…私が眠くなって電話終わったんだよ。
「まあ、いいじゃん。そのうち収まるよ」
「なんだよそれ、他人事だな」
他人事ですからね。
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んんん - 公開学座じゃなくて公開座学ですよ〜 (9月16日 16時) (
レス) @page16 id: f7bbaba12e (このIDを非表示/違反報告)
ちらす(プロフ) - 月姫さん» これからもだんだんデレていく轟くん登場するかも…です♡ (7月3日 17時) (レス) id: c4825176d2 (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - 最新話嬉しそうな轟焦凍を想像したらにやけました...！！ (7月1日 13時) (レス) @page30 id: ad0933ba75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらす
| 作成日時：2023年3月31日 1時
