How can I get close to you＿?

sugary mzkm×trsk ページ45

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「さあ、今日は何の日でしょうか！！」



俺は満面の笑みで鶴ちゃんに聞く。



"んー、ネクタイの日？"



鶴ちゃんは分かっているようだが答えない。




「違うー！もう！！ネクタイの日でもあるけどさあ、俺が聞くってことはさ…分かるでしょ？」


"うん、煮干しの日だよね。"



俺は鶴ちゃんを睨みつけた。




"はいはい、ごめんって。バレンタインデーでしょ？"


「そうです！バレンタインデー！ってことではいっ、鶴ちゃんこれあげる！」


"ふぇっ？え、ありがとう…。"


"でも水上もたくさんもらってるよね…。"


「貰うのもあげるのも鶴ちゃんだけ…と言いたいところだけど…。ね…。」



と、俺の部屋を指差すとたくさんの人からもらったチョコが山のように置かれている。



"うわあ…、食べるの大変だね。俺も貰ったけどあんなに貰ってないし。"


「あとで二人で食べよう…。」


"う、うん。"


「あ、鶴ちゃんは僕になんかないの？？」


"あるよ、あるけど…。"


"いいの？他の人からあんなに貰ってるのに…。"


「…え？だから言ってるじゃん。本当は鶴ちゃんにしか貰いたくないしあげたくもないよ？」


すると鶴ちゃんは嬉しそうに微笑んだ。



"うん、ありがとう。持ってくるね。"


「ありがと！来年はお互い手作りにしようか。」


"うわ〜、ハードルあがるね、笑"



とか言いつついいよと言ってくれた。

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