【実況者】貴方の未来頂戴致します２

第三十夜 ページ15

｢何してんの？きっくん｣

｢や、やぁA…｣

｢FBから聞いたんだな…まぁいい。
他の三人は？いないとつまんないんだけど｣

お、俺じゃ駄目ってこと！？

｢おい、きっくん！｣

｢お疲れ皆。入っていいよ｣

俺達が入ると勢いよくシャッターがしまった。

｢他人に入られたくないからな。
閉めさせてもらったよ。
店長からは許可貰ってるからな｣

｢おい！てめぇ俺らを舐めてんのか！？｣

｢あろま…あんま騒がない方がいいよ？
殺されちゃうから｣

｢ハッ…これは！｣

｢昨日はAがお世話になったね…
言っとくけど…暴れたりしたら容赦しない｣

＊＊＊＊

俺達の首もとにナイフを当てている四人。
全く気づかなかった。
顔は暗くてよく見えない。
でも…人狼と関係があるのは、レトルトとTAKOS。
それに声は、あの夜に聞いてるからレトルトとTAKOSだろう。

｢そこ座って？渡したいモノがあるんだ｣

俺達は指定された場所に座る。
すると、目の前に出される紅茶とチョコ…チョコ？

｢皆は席を外してくれる？｣

｢でも…｣

｢此奴らなら大丈夫だよ｣

｢わかった。
Aに何かしたら許さないからな｣

そう言い放って彼らは店の奥に入っていった。

｢ごめんね。
そのチョコは俺が君らの為に作ったんだよ。
昨日楽しませてくれたお礼にな？
毒は入っていない。
恩を仇で返したくはないからな｣

てかなんでチョコなんだろう。
バレンタインでもないのに…

｢FB。それを考えたら負けな？｣

｢ふにゃ！？ふぁんでぶぁかったの！？｣

｢地獄耳｣

それは地獄耳とは言えないよ！？

＊作者＊

はい、ツイッターにてネタバレをしてます！←
一部の方はガッカリするようなネタバレしてます！←

あと、この小説の番外編集(イベントなどを書く)を作らせていただきました！
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/msspkrsybangai/
本編では登場しない実況者(たまに歌い手)を登場させるつもりです。
あとTAKOSやMSSPとかの過去とか？
レトさんとイチャイチャとかきっくんとイチャイチャとか((
是非見てください！

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