プロデューサー……案外、いいものですね…！

55話 ページ10

Aside


『…名前教えてもらったんだから、よろしくの一言くらい言おうよ。しかも晃さんは年上なんだから』


真「あいつらよ仲良くする気はないからね！Aの隣にいれればね！邪魔な虫たちをはらわないと！
ほら？Aは虫が嫌いでしょ？」


『…』


真「あ、照れちゃった？かわいいね！」


照れてない。


次に来たのは中庭。ArSがいるところだ


『みなさんこんにちはー！』


「あ！Aちゃん！」


「子猫ちゃんだっ♪」


「ん？A！そいつ誰だ！」


『紹介しますね。
椎名真…新しいプロデューサーです』


真「どーもー！椎名ですっ！
Aの彼氏でーす！」


恭介「ふええ！そうなのですか！
お似合いです！！」


きょっ、恭介くんんんん！！


真「お前、いい奴だな！わかってる！」


『……』


真「あ、因みに。

…Aに、近づく奴は俺が許さねぇから」


6人「「「！！！！！」」」


子規「…本当に2人は付き合ってるの？」


真「ああ！」


楽「プロデューサーは嫌がってるように見えるけどのぉ」


真「照れてるだけですよ♪」


輝「…」


虎彦「真だったけ？
近づいたらだめってどういうことだよ！」


真「そのままのとおりだよ？
指1本でも触れたらいけないからね。」


子規「う〜ん…それは無理なお願いだよ…」


真「は？……お前、Aのこと好きなわけ？」


子規「ああ、もちろん！」


『海部さん…』


真「…へぇ。まあ残念だったね！Aには僕という彼氏がいるんですよー。ねぇーA♪」


『…』


目を逸らした。目を合わせたくなかった


早くこの状況から抜け出したい


真「で？お前らの名前は？」


虎彦「日下部虎彦様だ！！
ArSのリーダーだ！」


恭介「桃井恭介です！！」


アキヲ「鳶倉 アキヲ…」


子規「海部子規だよ」


輝「折原輝だ…！」


楽「若王子楽じゃ」


『よろしくお願いしますね！』

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